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ワンセブン : ミニ英和和英辞書
ワンセブン[せぶん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

セブン : [せぶん]
 【名詞】 1. seven 2. (n) seven

ワンセブン ( リダイレクト:大鉄人17 ) : ウィキペディア日本語版
大鉄人17[だいてつじん わんせぶん]

大鉄人17』(だいてつじん ワンセブン)は、1977年(昭和52年)3月18日から同年11月11日まで、TBSで毎週金曜19:00 - 19:30(JST)に放送された石森章太郎原作、毎日放送東映製作の特撮テレビ番組、および作中に登場する架空の巨大ロボットの名称。全35話。
== 概要 ==
前番組の『宇宙鉄人キョーダイン』に続く、石森章太郎原作の特撮作品。数多くの東映特撮作品の原作を手がけてきた石森にとって初めての、東映としても『ジャイアントロボ』以来となる巨大ロボットものである。巨大ロボットものの起用はスポンサー側の要請によるものであった〔。
「巨大ロボットアニメ」が活況を呈していた1976年夏に企画が始まり、都合3冊作られた企画書の冒頭には企画意図として「アニメーションより実在感において勝る実写の質感と重量感を重視する」旨が語られ、リアルな特撮を駆使した決定版を制作することが強く意図されていた〔X文庫『メーキング・オブ・東映ヒーロー (2)・ラディカルヒーローの世界』(講談社・1987年)p.52 - 53〕。本作以降、『スパイダーマン』(東映版)や戦隊シリーズなどで、巨大ロボットの登場が定番化していく。
石ノ森は『THE・超合金』(講談社・1988年)のインタビューで、本作のキャラクターデザインは「まだ中間でしたね」と語っている。すなわちデザインで原作者とスポンサーの意向がちょうど「均衡」していた時期の作品である。1997年7月に東映ビデオから発売された、本作LDの最終巻におけるインタビューでは、「この作品で初めて図面を引いた」とも証言しており、可変機能を盛り込んだワンセブンの決定デザインも、石ノ森と村上克司の合作であるという事実が示唆されていた。ただし、本作以降のデザインワークはスポンサー主導に転じており、以後増えた鋭角的なデザインに対して、前述の『THE・超合金』で石ノ森は「角ばったおもちゃはダメなんだ」と苦言を呈している。
第15話まではミリタリー要素を強調したシリアスでハードな内容だったが〔、第16話からコメディリリーフである岩山鉄五郎〔岩山鉄五郎を演じた高品正広は同時期の実写版『ドカベン』の映画で岩鬼正美を演じ、〕の登場を筆頭に話や登場人物がコメディ調になり、ワンセブンの弟ロボット・ワンエイトのドラマなど、低年齢層を意識した内容に路線変更された〔。ただし、中盤から終盤まで布石を打ち完成させた「第二ブレイン(ビッグエンゼル)」とブレインとの対決など、最終盤ではハードな展開も見られた。
主役の巨大ロボット・17(ワンセブン)は、それまでの巨大ロボットヒーローと違い自らの意思で動く巨大ロボットであり、人間的な感情をもち、第18話から人語を話すようになる。これにより人間とロボットやロボット同士のドラマが描かれ、従来の巨大ロボットヒーローとの差別化が図られた〔。
初期の企画段階での名称は「メガロ17」〔『テレビランド』の次号予告では、このタイトルで紹介されていた。〕〔。NGとなったデザインは胸の数字ロゴのみを変更して、そのままワンエイトのデザインに流用された〔『テレビマガジンヒーロー大全集』(講談社・1986年)〕〔〔。
「セブンティーン」ではなく「ワンセブン」と呼ばれるのは、体内に使用している「オートダイオードワンセブン」に由来する。17という数字は「『鉄人28号』へのオマージュで、28から十の位と一の位を1ずつ減らした」とのこと〔。
本放送時には次週予告の前に、科学技術や自然現象の原理などを子供向けに説明する、「ワンセブンものしりコーナー」という15秒間のミニコーナーが付け加えられていた〔出演者が劇中の役のままで、主に科学や歴史についての知識を解説するというもの。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大鉄人17」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Daitetsujin 17 」があります。




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