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ワン・ワン・ライス
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ワン・ワン・ライス
ワン・ワン・ライスは、細川内閣、羽田内閣にて与党の要職に就いていた小沢一郎、市川雄一、米沢隆を総称して指す言葉。特に、小沢と市川の関係は「一・一ライン(いち・いち‐)」と呼ばれた。 == 概要 == 小沢一郎の一(one)、市川雄一の一(one)、米沢隆の米(rice)に因んで命名された。細川政権、および、羽田政権にて、三者とも与党各党の幹事長級の職に就いており「与党代表者会議」のメンバーであった。羽田政権崩壊後、小沢、市川、米沢の3名は羽田政権時の与党議員を中心とする新進党の結党に揃って参加した。 ただ、細川政権時、ワン・ワン・ライスは大きな発言力を保ったものの、与党内部が全てワン・ワン・ライスの考えに賛同していたわけではなかった。特に、与党幹部であった大内啓伍、村山富市、武村正義は、ワン・ワン・ライスと意見を異にすることが多かった。大内啓伍の大(big)、村山富市の村(ムラ)、武村正義の村(ムラ)に因んで、彼らを「ビッグ・ムラ・ムラ」と総称するマスコミもあった(TBS放送のブロードキャスターなど)。羽田政権にて武村率いる新党さきがけは閣外協力に転じ、村山率いる日本社会党は連立政権から離脱したため、両者とも新進党の結党には参加していない。また、羽田政権の与党である民社党に所属していた大内も、新進党には参加しなかった。のちの村山政権では、大内、村山、武村のいずれもが与党に所属していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワン・ワン・ライス」の詳細全文を読む
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