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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ワールドタンクミュージアム (World Tank Museum) は、株式会社タカラトミーが発売しているミニチュア戦車シリーズの食玩である。造形の企画制作は株式会社海洋堂。 コンビニエンスストアを中心に商品展開がなされ、Series 01が2002年5月に発売が開始され〔2002年2月に先行販売版がワンダーフェスティバルにおいてリリースされた。お菓子は2月のセントバレンタインデーに因み、粒チョコだった。〕、2006年4月に発売されたSeries 09を以って、リリースを「休止」した〔2006年、米国ArcLight社からBulge Seriesがリリースされた。続くKursk Seriesは2007年4月のリリースを目指していたが、こちらのリリースは中止された模様。〕。 2013年にエフトイズより塗装済み組み立てキットとして『ワールドタンクミュージアムキット Vol.1ドイツ電撃戦編1940』の販売が開始され、復活となった。 == 特徴 == 約1/144スケールの塗装済み完成モデルであり、海洋堂きっての精密メカ原型師である谷明による精密なディテールが施されている。ボックスアートは高荷義之・上田信・横山宏などの一流ミリタリーイラストレーターが手掛けており、またモリナガ・ヨウによる解説書がそれぞれ付属し、裏話や実戦でのエピソード等が挿絵付きで分かりやすく記述されていた。 同じ海洋堂製食玩『チョコQ』が『アニマテイルズ』というカテゴリーに纏められているのと同様、当商品も『パンツァーテイルズ』というカテゴリーの商品とされている。 当時『チョコエッグ』のヒットで一大ブームとなっていた食玩の世界で、自分の好きな戦車模型をやってみたいという同社専務・宮脇修一(現・代表取締役)の意向と、主に手掛けていた『ファイブスター物語』関連商品が海洋堂と原作者・永野護との関係悪化により販売不能となり活躍の場を失った谷の救済策として企画がスタートした。元々はチョコエッグシリーズの一つとしてフルタ製菓から発売の予定だったが、これもフルタとの提携解消により、チョコQと同じタカラ(現タカラトミー)から発売される事となった。 その谷明造形ならではの精密さや精度の高さと、プラモデルと同じスチロール樹脂で成型されている事から、手軽なジオラマ製作に向いており、それまでタミヤのミリタリーミニチュアシリーズなど1/35スケール主流であった戦車模型の世界にミニスケールブームを巻き起こした。 菓子は粒タイプのラムネや土嚢型ガムなど(シリーズによって異なる)が入っており、内容に合わせて迷彩色が施されているものもある。 シリーズ自体は、Series 04までは高い売れ行きを示したものの、Series 05、同07そして同08において、一見、過去作品の再リリースと思えるティーガー戦車やパンター戦車のリリースを連発して〔作品自体は新金型で再現度も高かったが、タカラトミー(と海洋堂)にとって不幸だったのは、ティーガー戦車やパンター戦車はドラゴンのマイクロアーマーやパンツァーコープにおいて既に多くのアイテムがリリースされていたことと、これら「不要な」戦車の混入率が非常に高かったこと。〕、Series 06及び同09の現用戦車の売れ行きが伸び悩んだこともあり、予定されていたSeries 10のリリースは中止となり、タカラトミー(と海洋堂)はワールドタンクミュージアムの休止を決定した。 エフトイズより「ワールドタンクミュージアムキット」がリリースされたが、造形は谷明が引き続き担当している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワールドタンクミュージアム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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