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ナイアーラトテップ (Nyarlathotep) は、クトゥルフ神話などに登場する架空の神性。日本語では他にナイアーラソテップ、ナイアルラトホテップ、ニャルラトホテプ、ニャルラトテップなどとも表記される。 == 概要 == オーガスト・ダーレスの体系付けたクトゥルフ神話においては旧支配者の一柱にして、アザトースを筆頭とする外なる神に使役されるメッセンジャーでありながら、旧支配者の最強のものと同等の力を有する土の精であり、人間はもとより他の旧支配者達をも冷笑し続けている。 顔がない故に千もの異なる顕現を持ち、特定の眷属を持たず、狂気と混乱をもたらすために自ら暗躍する。彼が与える様々な魔術や秘法、機械などを受け取った人間は大概自滅している。天敵であり唯一恐れるものは火の精と位置づけられる旧支配者クトゥグアのみ。また、ノーデンスとも対立している。 旧支配者の中で唯一幽閉を免れている、他の旧支配者と違い自ら人間と接触するなど、クトゥルフ神話において特異な地位を占める神性であり、クトゥルフ神話におけるトリックスターとも言える。 アザトースの息子と言われる。妻は大鹿の女神イホウンデー、従姉妹に〔E・P・バーグランド『Wings in The Night』(「SHARDS OF DARKNESS」(ISBN 0965943364)所収。〕影の女悪魔と呼ばれる女神マイノグーラがいる。 配下にシャンタク鳥と忌まわしき狩人が存在する〔ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの『未知なるカダスを夢に求めて』〕。 また、ドリームランドで地球の下級の神々を保護する一団「異形の神」の一柱として活躍する〔「エンサイクロペディア・クトゥルフ」の異形の神の項より〕。 初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編『ナイアルラトホテップ』。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナイアーラトテップ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nyarlathotep 」があります。 スポンサード リンク
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