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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ヴァスダーラー(Vasudhārā) は、サンスクリットで「宝光」の意味であり、日本では持世菩薩とされる、仏教における富・繁栄・豊穣を象徴する菩薩。 ==概要== 尊容には、左手には豊穣の象徴の稲穂や宝瓶、右手には与願印を結ぶなどの特徴がある。 日本以外の多くの仏教国では一般的で、伝説や仏教美術の題材となっている。起源はインドの菩薩であるが、民衆に親しく信仰され、南方の仏教国にも広まった。ネパールでは最も一般的に信仰され、カトマンズの谷に住むネワール人仏教徒の中に熱烈な支持者を持ち、ネワール仏教における信仰対象の中心である〔Pratapaditya, Pal. Art of Nepal. p.32〕。ラホール・スピティでは富の女神(Shiskar Apa)とされている。 なお、名前の似た大地母神ヴァスンダラー(Vasundhara)が存在し、しばしば両尊は混同されているが、ネパール仏教の研究者で、現・種智院大学のスダン・シャキャ講師によれば全く別起源である〔SHAKYA Sudan「VasundharaとVasudhara」『印度学仏教学』第59-2号(第61回日本印度学仏教学会学術大会紀要)、「ヴァスダーラー女尊の関連文献について」『密教学研究』第43号、「ネパール仏教文化史の総合的研究」http://kaken.nii.ac.jp/d/p/09F09002.en.html〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァスダーラー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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