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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
梵名ヴァスンダラー(वसुंधरा )はサンスクリットで「地」を表すため、日本では持地菩薩とされているが、ネパールでは女神〔SHAKYA Sudan「VasuṃdharāとVasudhārā」『印度学仏教学』第59-2号(第61回日本印度学仏教学会学術大会紀要)〕、また『仏母大孔雀明王経』では七十三大羅刹女のうちの一人の「持地羅刹女」のことである〔「國訳佛母大孔雀明王経」『國訳密教儀軌第五』p.249所収〕。 例えば、インドでは、マンダラの制作時に, まずマンダラを地面に描く許可をヴァスンダラーに請願する作法が残っているが、このことは大地の女神としてのヴァスンダラーの基本性格を示している〔森 雅秀「インド密教における成就法と儀礼」『高野山論叢』第35巻〕。 ネパール仏教の研究者で、現・種智院大学のスダン・シャキャ講師によれば、このヴァスンダラーと混同されているものに、「法界語自在曼荼羅」と関連する福徳財宝の女神ヴァスダーラー(Vasudhārā:持世菩薩)があるが、後者は仏教以外にもヒンドゥー教やジャイナ教でも崇敬を集める汎インド亜大陸的女神であり、両尊は全く別起源であり異なる役割を有するものである〔SHAKYA Sudan「VasuṃdharāとVasudhārā」『印度学仏教学』第59-2号(第61回日本印度学仏教学会学術大会紀要)〕。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァスンダラー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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