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『ヴァリアブル・ジオ』 (''Variable Geo'') は、戯画が製作・発売した18禁対戦型格闘ゲーム及びその一連のシリーズ、またこれを原作としたOVAなどの諸作品である。略称は『ヴァリジオ』『V.G.』『VG』など。 == 概要 == パソコン、しかも動作システムがPC-9800シリーズという中では非常に珍しいと言える対戦型格闘ゲームである。戯画の母体となった TGL は本作を出す前に『ソードダンサー』という対戦型格闘ゲームとRPGを融合した作品を出しており、この点では対戦型格闘ゲームに関して一定のノウハウがあった。 また、アドベンチャーゲームが主なアダルトゲームにおいてはアクションゲーム、しかも発売当時流行していた対戦型格闘ゲームのリリースということもあり、ユーザーには驚きを持って受け止められた。当時アダルトゲームにおいて対戦型格闘ゲームは本作以外に『クイーン・オブ・デュエリスト』シリーズ(アグミックス)と『人形使い』(フォレスト)くらいしか存在しておらず、パソコンオリジナルの一般作品で言えば『あすか120%』シリーズ(ファミリーソフト)などごく限られており、ギャルゲー格闘の先取り作品でもある。 最初の作品が発売されて以後家庭用ゲーム機に移植され、さらにOVAにもなり、またアドベンチャーゲームとしてもリリースされるなど多様な展開を見せている。 アニメーターの木村貴宏が人気を得るきっかけともなった作品である。以後本シリーズでは『ADVANCED V.G.2』まで、戯画作品としては本作同様PCエンジンへと移植された『スチームハーツ』や『ハーレムブレイド 〜The Greatest of All Time.〜』などのキャラクターデザインとビジュアルシーン原画を手がけている(なお、本作第1作目のビジュアルシーン原画は、当時所属していたアニメアールの先輩・吉田徹と佐々木一浩との共同作業によるもの)。後のOVA化の際にも監督に起用された吉田と組んで、キャラクターデザインと作画監督を手がけている。 PC版のヒット後、PCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフトとして18禁要素を薄くする一方ストーリー性を強めた『ADVANCED V.G.』がリリースされた。各キャラクターの声はアーツビジョン所属で、当時まだ新人級だったゆかな(当時の芸名は「野上ゆかな」)や手塚ちはる、椎名へきるの他、渡辺久美子や白鳥由里、荒木香恵らが演じた。シナリオは『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』のシナリオ・設定で知られる松崎健一が担当。松崎の起用には、実はパソコンゲーム情報誌パソコンパラダイスの編集を手がけていた編集プロダクション・ピーズサイテックが大きく絡んでいる。PC版の発売前後にパソコンパラダイスで巻頭記事として扱い、後にはムックを企画するなどして本作第1作目を高く評価した関係から戯画の信頼を勝ち得た同社はPCエンジンへの移植に関して相談を持ちかけられた際、別の書籍企画(一般向けのカーアンソロジーコミック)で繋がりのあった松崎を紹介したのである。ゲームファンでもあった松崎も、この仕事を二つ返事で引き受けている。なお、戯画の発行した同作のコミックアンソロジー『V.G. MAX』や『V.G. 姫神』の編集も、ピーズサイテックが編集元請となっている(実際の編集は、『V.G. MAX』を当時ピーズサイテックに出入りしていたフリーランスの漫画専門編集者が、『V.G. 姫神』をパソコンパラダイスの巻末コミックの編集を担当していたアップルパイが担当)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァリアブル・ジオ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Variable Geo 」があります。 スポンサード リンク
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