翻訳と辞書
Words near each other
・ ヴィクトリア・プルゼン
・ ヴィクトリア・ヘクト
・ ヴィクトリア・ヘルゲソン
・ ヴィクトリア・ヘルゲッソン
・ ヴィクトリア・ベッカム
・ ヴィクトリア・ペンドルトン
・ ヴィクトリア・ペンドルドン
・ ヴィクトリア・ホルト
・ ヴィクトリア・ボルゼンコワ
・ ヴィクトリア・ボルチコワ
ヴィクトリア・ポストニコワ
・ ヴィクトリア・マキシウタ
・ ヴィクトリア・マルガレーテ・フォン・プロイセン
・ ヴィクトリア・ムローヴァ
・ ヴィクトリア・メダル
・ ヴィクトリア・メダル (地理学)
・ ヴィクトリア・メリタ・オブ・サクス=コバーグ=ゴータ
・ ヴィクトリア・ユキ
・ ヴィクトリア・ユングフラウ
・ ヴィクトリア・ユージェニー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヴィクトリア・ポストニコワ : ミニ英和和英辞書
ヴィクトリア・ポストニコワ
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ヴィクトリア・ポストニコワ : ウィキペディア日本語版
ヴィクトリア・ポストニコワ

ヴィクトリヤ・ヴァレンチノヴナ・ポストニコヴァヴィクトーリヤ・ヴァリンチーナヴナ・ポーストニカヴァ英語式の転写例:;ドイツ語式の転写例:、1944年1月12日 - )は、ロシアピアニスト1969年に指揮者のゲンナジー・ロジェストヴェンスキーと結婚して以来、定期的に演奏会や録音で夫婦共演を続けている。2004年ロシア国民芸術家の称号を授与された。
== 略歴 ==
モスクワの音楽家の家庭に生まれる。モスクワ音楽院附属中央音楽学校に6歳で入学し、ムサエリャンに師事した。1967年モスクワ音楽院を卒業した後、大学院課程に進んでヤコフ・フリエールの薫陶を受けた。1965年ショパン国際コンクールに出場して入賞する。その後は、リーズ国際ピアノ・コンクール1966年)やリスボンヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール、第4回チャイコフスキー国際コンクール1970年)においても入賞した〔Loppert, 15:155.〕。
レパートリーは非常に広く、バッハヘンデルドメニコ・スカルラッティハイドンモーツァルトショパンメンデルスゾーンシューマンリストブラームスラフマニノフに加えて、ブゾーニアイヴズブリテンショスタコーヴィチシュニトケら近現代の作曲家までに及んでいる。チャイコフスキーのピアノ曲全集の録音は、ポストニコワの最も洒脱な演奏を確かめることができる。またポストニコワは、目下のところ、プロコフィエフピアノ協奏曲を全曲録音した唯一の女性ピアニストでもある。
ポストニコワの演奏は、強烈な打鍵が特に目立っている。この特徴は、プロコフィエフの《ピアノ協奏曲第2番》やシュニトケの《ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲》のような作品の解釈に有効である。室内楽奏者としても活躍しており、旧ソ連圏(独立国家共同体)やフランスユーディ・メニューインとリサイタルを行なった際は、ブラームスのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏に加えて、モーツァルトやベートーヴェンバルトークのヴァイオリン・ソナタも取り上げた。
主要な音源に、デッカ・レコードにおけるチャイコフスキーのピアノ協奏曲全曲録音と、エラート・レコードにおけるブゾーニのピアノ協奏曲、チャイコフスキーのピアノ曲全集、ヤナーチェクおよびグリンカのピアノ曲集が挙げられる。室内楽奏者としては、シャンドス・レコードにおいてリヒャルト・シュトラウスとブゾーニのヴァイオリン・ソナタの録音に参加した。旧ソ連時代には、メロディア・レーベルにブラームスやショパン、プロコフィエフのピアノ協奏曲全集を録音している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴィクトリア・ポストニコワ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.