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『ヴイナス戦記』(ヴイナスせんき, The Venus Wars)は、学習研究社のコミックNORAにて連載された安彦良和の漫画作品、およびこれを原作とする1989年に公開されたアニメ映画。 == 概要 == 『アリオン』『クルドの星』に続く安彦の連載漫画としての3作目。未来の金星を舞台にしたSF作品だが、後の安彦漫画に通じる歴史ドキュメンタリー風のタッチで描かれている。 人類が植民した金星(ヴイナス)の二大勢力の軍事衝突を背景に、「アフロディア」の戦闘バイク部隊に志願した少年ヒロの戦いを描く第一部(ヒロ編)、終戦後の「イシュタル」の覇権争いに巻き込まれた青年士官マティウの運命を描く第二部(マティウ編)から構成されている。 1989年、ヒロ編をベースにアニメ映画化された。 第三部も構想されている事がコミックNORAにて発表されていたが、作者の安彦良和自身が映画化の監督にあたる事になり、そちらの作業に専念するため第二部終了時点で連載が休止され、以後再開される事がなかった。 当初の設定では、金星は小惑星との「大衝突(グレート・バンプ)」により自転と公転の周期が等しくなり、(地球の月の様に)太陽に常に同じ面を向けているため見かけ上昼夜が変わらないという事になっていた。しかし後に読者の指摘で、金星は自転と公転の向きが逆であるためにこうした現象が起こり得ない事が判明、第二部とアニメ版では、非常に長い周期で昼夜が訪れる設定に変更されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴイナス戦記」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Venus Wars 」があります。 スポンサード リンク
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