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ヴォスホート2号 : ミニ英和和英辞書
ヴォスホート2号[ごう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

ヴォスホート2号 ( リダイレクト:ボスホート2号 ) : ウィキペディア日本語版
ボスホート2号[ぼすほーと2ごう]

ボスホート2号(ボスホート2ごう、ロシア語:、ラテン文字:Voskhod 2)とは、1965年に2人の宇宙飛行士を乗せて打ち上げられたソビエト連邦有人宇宙船である。外部に通じるエアロックを備え、飛行中に世界初の船外活動(宇宙遊泳)が行われたが、帰還まで様々なトラブルに見舞われた。ボスホートはロシア語で日の出を意味する。コールサインは「アルマース(、ダイアモンドの意)」。
== 宇宙船の設計 ==
ボスホート宇宙船ボストーク宇宙船を改良し複数人が乗れるようになったもので、アメリカのジェミニ計画に対抗するものだった。機体はボストークと同じように帰還用のカプセルと機械船の2つのモジュールから構成されていた。帰還カプセルは実際に宇宙飛行士が乗る球形の与圧部分で、大気圏突入時の高温に耐えられるようになっていた。機械船にはロケットエンジンなどが装備されていた。大気圏突入前にはカプセルと機械船が分離され、カプセルのみが地上に軟着陸した。
ボスホート1号には宇宙飛行士が3人乗ったが、2号では船外活動のための伸縮式のエアロックを装備する代わりに乗員が2人に減らされた。船外活動はアメリカのジェミニ計画でも予定されていたが、こちらは宇宙船全体の空気を抜いた上で船外活動を行う設計だった。一方でボスホート2号は二重扉構造となった専用のエアロックを使用することで、船外活動中でも宇宙船内を与圧された状態に保つことができた。ただし、エアロックの使用中に万が一気密が失われた場合に備えて、船外活動を行わない宇宙飛行士も宇宙服を着用しなければならなかった。また、仮に船外活動を行っていた飛行士が意識を失った場合は、船内に残ったパートナーが救助に向かう計画だった〔『アポロとソユーズ』148頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ボスホート2号」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Voskhod 2 」があります。




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