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ヴォルピーノ・イタリアーノ : ミニ英和和英辞書
ヴォルピーノ・イタリアーノ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヴォルピーノ・イタリアーノ : ウィキペディア日本語版
ヴォルピーノ・イタリアーノ[ちょうおん]

ヴォルピーノ・イタリアーノ()は、イタリア原産の愛玩用犬種である。単にヴォルピーノと呼ばれることもあり、ボルピーノヴォルピノなどと表記されることもある。
別名はイタリアン・スピッツ()、フロレンタイン・スピッツ()、フロレンタイン・ヴォルピーノ()、カネ・ディ・クウィリナーレ()、クウィリナーレ・ドッグ()と非常に多い。別名の多さは、かつて広く飼育されていたことを物語っている。
「ヴォルピーノ」の名は、イタリア語「小さなキツネを意味する言葉に由来しているといわれている。

== 歴史 ==
起源ははっきりと分かっていないがとても古くから存在する犬種で、古代ローマ時代から愛玩犬として飼育されていた。一番の最盛期はルネサンス期で、イタリアの貴婦人に好んで愛玩されていた。そこでは手厚い待遇を受け、象牙宝石の沢山ついた首輪ブレスレットを付けられ、最高級の肉をベースとした料理を与えられていた。
人気は19世紀ごろまで続いたが、後にドイツから輸入された本種と同系統の犬種、ジャーマン・スピッツが人気を博すようになるとその人気は徐々に奪われていった。更にジャーマン・スピッツが最小型化されてポメラニアンが誕生すると完全に取って代わられ対抗できなくなり、絶滅寸前になってしまった。
現在は犬種クラブも存在し、FCIにも公認犬種として登録されているが、未だに希少な存在でイタリア国内であっても飼育頭数は非常に少ない。ちなみに、本種と同じような生存状況下にある日本原産犬種は日本スピッツなどが挙げられる。それとヴォルピーノは原産国内でもあまりピックアップされることが無く、隠れた名犬種として細々と生存している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴォルピーノ・イタリアーノ」の詳細全文を読む




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