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ヴォンゴレ (、ボンゴレとも) は、アサリなどの二枚貝を使ったイタリア料理(本来はナポリ料理)のパスタ料理である。 イタリア語の は、本来はアサリ類・ハマグリ類などのマルスダレガイ科の二枚貝を指すヴォンゴラ () の複数形で、料理のことはイタリアでは (ヴォンゴレスパゲッティ)などとよぶ。 ==種類== 代表的なものにナポリ名物のイタリア料理「スパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレ」(spaghetti alle vongole)がある。 本場イタリアでは地中海産のガリアハマグリ () やヨーロッパアサリ () などが使用されるが、近年では日本から移入されたアサリも多く利用され、日本でもアサリを用いるのが一般的であるが、どれもマルスダレガイ科の二枚貝である。 トマトソースを使ったヴォンゴレ・ロッソ(ロッソ=赤)と、使わないヴォンゴレ・ビアンコ(ビアンコ=白)にわけられるが、トマトを潰していない中間的な物も良く見られる。ペスト・ジェノヴェーゼなどのバジリコを使った「ヴォンゴレ・ヴェルデ」(ヴェルデ=緑)やイカスミを使った「ヴォンゴレ・ネロ」(ネロ=黒)を供する店も出てきている。 使用するパスタは、スパゲッティやスパゲッティーニ、ヴェルミチェッリ、リングイネ等のロングパスタである。 なお、アサリ類の代わりにムラサキイガイ(ムール貝、イタリア語ではコッツェcozze)を使用することも多くあり、アサリ類と混ぜることもある。この場合ヴォンゴレとは言わずに「海の幸(フルッティ・ディ・マーレfrutti di mare)」と呼ぶ習わしである。イタリアでは総じてムラサキイガイよりもアサリ類の方が高価として扱われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴォンゴレ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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