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ヴォージュの戦い : ミニ英和和英辞書
ヴォージュの戦い[たたかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 

ヴォージュの戦い ( リダイレクト:ウォセグスの戦い ) : ウィキペディア日本語版
ウォセグスの戦い[うぉせぐすのたたかい]

ウォセグスの戦い(英:''Battle of Vosges'')またはオクセンフェルトの戦い(仏:''Bataille de l'Ochsenfeld'')はガリア戦争中の紀元前58年スエビ族出身のアリオウィストゥスが指揮を執るゲルマニア人ガリア総督ガイウス・ユリウス・カエサル率いるローマ軍の間で行われた戦いである。
== 開戦まで ==
ヘルウェティイ族との戦いに勝利を収めたカエサルは、服従させたハエドゥイ族ガリア人からの要請もあって、ガリアに居住し始めたゲルマニア人の勢力を抑える方針を固めた。カエサルはゲルマニア人のリーダーであったアリオウィストゥスに対して、これ以上ゲルマニア人をゲルマニアからガリアへと移住させないように申し入れた。
しかし、アリオウィストゥスは「(またはアドマゲトブリカの戦い)での勝利によりガリア人より獲得した権利であり、カエサルには関係のないこと」としてこれを拒否した。そのため、カエサルはゲルマニア人を抑えるべく、アリオウィストゥスとの戦いを決意した。開戦前はローマ軍団兵の中で、軍歴の浅いものを中心としてゲルマニア人に対する恐怖が蔓延し、遺書を作成する者、適当な理由をでっち上げてローマへ戻ろうとする者、仲間と悲惨な境遇に泣き出す者、果てはカエサルに撤退を進言する者まで現れる始末であった。そのため、カエサルはケントゥリオより地位の高い全ての将兵を招集した上で、これらを一喝し戦意を回復させるのに必死であった様子がガリア戦記に記されている。
セクアニ族の本拠・ウェソンティオ(現:ブザンソン)へアリオウィストゥスが向かう知らせを受けたカエサルは、物資の蓄えの多い戦略上の要衝でもあったウェソンティオを制圧すべく行軍を急いだ結果、首尾よくウェソンティオを占領した。未だウェソンティオへ向って進軍中のアリオウィストゥス軍に対して、カエサル軍はウォセグス山脈(Vosegus mons, 現在のフランスのヴォージュ山脈)周辺で迎え撃った。
アリオウィストゥスは当初ローマ軍の補給路を断つ狙いであったが、ローマ側の誘いに乗って会戦に臨む事となった。カエサル軍が兵30,000(ローマ軍団6個軍団)および騎兵が4000(主にガリア騎兵)であったのに対して、ゲルマニア軍は兵数70,000(諸説有)および騎兵6,000(ゲルマニア騎兵)と数の上ではゲルマニア軍が優位にあった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウォセグスの戦い」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Battle of Vosges (58 BC) 」があります。




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