|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 〇 : [まる] (iK) (n) circle (sometimes used for zero) ・ 式 : [しき] 1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三十 : [さんじゅう] 1. (num) thirty ・ 十 : [とお] 1. (num) 10 2. ten ・ 十七 : [じゅうなな] 【名詞】 1. 17 2. seventeen ・ 七 : [しち] 1. (num) seven ・ 粍 : [みりめいとる] (n) (uk) millimeter ・ 戦 : [いくさ] 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight ・ 戦車 : [せんしゃ] 【名詞】 1. tank (military vehicle) ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel ・ 砲 : [ほう] 1. (n,n-suf) gun 2. cannon
一〇〇式三十七粍戦車砲(100しき37みりせんしゃほう)とは、大日本帝国陸軍が1939年に開発を開始した口径37mmの戦車砲。九八式軽戦車の主砲として少数が使用された。 == 概要 == 1939年(昭和14年)当時、九四式三十七粍戦車砲の威力を向上させ、九四式三十七粍砲と弾薬筒を共用することを目的として九八式三十七粍戦車砲を開発中であったが、更に同砲の初速を向上させ、車載機関銃と同軸としたものをケニ車装備用として研究着手し、同年12月試製砲を発注した。翌1940年(昭和15年)8月第1回試験を実施、同年9月には車載重機関銃と照準具を装着して機能、抗堪性、弾道性試験、同年10月ケニ車に搭載して射撃試験をそれぞれ実施した。翌1941年(昭和16年)2月陸軍戦車学校及び陸軍騎兵学校に委託して実用試験を行った。この結果実用に適するとの判定を得た。この後更に実用試験の結果を踏まえた修正を施し、修正試験を実施した。以上の結果ケニ車整備用として適当であると認められ、制式制定を上申した〔以上、「日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他」330頁。〕。 本砲は九八式三十七粍戦車砲同様の構造だが、砲身は延長され、砲架は九七式車載重機関銃との双連(連装)とされている。砲塔の旋回に拠らず砲架自体が固有の方向射界を持ち、肩当式照準であることは九〇式五糎七戦車砲以降の日本陸軍の中小口径戦車砲〔九〇式五糎七、九七式五糎七、九四式三十七粍、九八式三十七粍、一式三十七粍、一式四十七粍の各戦車砲を指す〕同様であった。 本砲は、九四式三十七粍砲や九八式三十七粍戦車砲と弾薬(弾薬筒)は同一であり共用可能であった。 大阪造兵廠第一製造所の1942年(昭和17年)10月末の火砲製造完成数によれば、この時点での本砲の累積製造数は40門であった〔「日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他」330頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一〇〇式三十七粍戦車砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|