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巴（ともえ）は、コンマあるいは勾玉のような形をした日本の伝統的な文様の一つ、または、巴を使った紋の総称。巴紋（ともえもん）ともいう。家紋や神紋・寺紋等の紋としても用いられ、太鼓、軒丸瓦などにも描かれる。 == 由来 == 「ともえ（ともゑ）」の起りには、弓を射る時に使う鞆（とも）を図案化したもので、もとは鞆絵であるという説、勾玉を図案化したものである〔本田惣一朗監修『日本の家紋大全』梧桐書院 2008年〕などの説がある。 その後、水が渦を巻くさまとも解釈されるようになり、本来、中国では人が腹ばいになる姿を現す象形文字の巴という漢字が、形の類似から当てられた。水に関する模様であることから、平安末期の建物に葺かれた軒丸瓦などに火災除けとして、巴紋を施した。後には特に武神である八幡神の神紋として巴紋（特に三つ巴）が用いられるようになり、さらには他の神社でも巴紋が神紋として用いられるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「巴」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tomoe 」があります。 スポンサード リンク
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