|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 一人 : [ひとり, いちじん] 【名詞】 1. one person ・ 人 : [ひと] 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1 ・ 内 : [うち] 【名詞】 1. inside ・ 内閣 : [ないかく] 【名詞】 1. cabinet 2. (government) ministry
一人内閣(ひとりないかく)とは、内閣の構成員が内閣総理大臣だけである内閣の状態をいう。以下、日本の例で詳述する。 == 概説 == === 実務上の一人内閣 === 日本国憲法では、国の行政を担う内閣は合議体であることが前提であるため、(首相任命後何日以内に組閣しなければならない等々の時間的制限は課されていないものの)新たに内閣総理大臣となった者は速やかに各閣僚を任命し合議体を始動させることが求められる。同憲法下で成立した内閣のほとんどが組閣人事を早急に済ませ、宮中での首相の親任式と閣僚の認証官任命式が連続して行われるようにしているが、政治情勢その他の事情により組閣が順調に進まないことがあり、そのような場合はとりあえず親任式だけを行って内閣総理大臣に就任した後、自らに対して直ちに各省大臣の兼任又は臨時代理(必要に応じ長官等の事務取扱も加える)を発令し形式的に内閣を発足させ、数時間から数日かけて組閣を行う、という措置を執ることが必要となる。この「首相が一人で内閣を構成している」状態のことを指す俗称が「一人内閣」である。後述のように、実際に一人内閣状態となったことが過去4例ある。 なお、内閣法上の主任の大臣つまり各省大臣については必ず臨時代理を置く(あるいは兼任する)ことが求められるが、内閣法第10条で内閣総理大臣の各省大臣の臨時代理規定及び国家行政組織法第5条第2項ただし書による内閣総理大臣の各省大臣担当規定により措置した事例がある(羽田内閣)。 それ以外の大臣ポスト(内閣官房長官、中央省庁再編前の大臣庁の長官など)については事務代理・事務取扱を置くことは法的には必須でないため、当該過去の4例でも首相が自らに対して前者の兼任・臨時代理の発令を欠かしたことはないが、後者の兼任・事務取扱の発令については行われなかった例がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一人内閣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|