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一億総中流(いちおくそうちゅうりゅう)とは、1970年代の日本の人口約1億人にかけて、日本国民の大多数が自分を中流階級だと考える「意識」を指す。日本より中流意識が高い国にはスペイン・アメリカ合衆国・カナダなどがある〔http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2290.html〕が、いずれも国民の数が約1億人ではないため、「一億総中流」という語は日本の場合にのみ使用される。国民総中流(こくみんそうちゅうりゅう)ともいう。 == 概要 == === 「一億」 === 1970年(昭和45年)国勢調査において、日本の実効支配地域(46都道府県)の総人口が1億0372万0060人〔時系列データ (総務省統計局)〕、本土復帰前の沖縄県を含めた日本の国土全体(47都道府県)のそれが1億0466万5171人〔となり、史上初めて全数調査で1億人を突破した。 しかし、約7000万人だった日中戦争期から戦後占領期までに「一億一心」「一億玉砕」「一億総懺悔」、同様に約9000万人だった1957年(昭和32年)に「一億総白痴化」などという標語や流行語があり、日本国民全員を指す場合に「一億総○○」という言い回しが1億人以下の時代より使われてきた。これは、大日本帝国(内地・朝鮮・台湾・樺太)、あるいは、租借地(関東州・満鉄附属地)および委任統治領(南洋群島)を含む帝国全土に住む臣民の国勢調査人口が1935年(昭和10年)以降、約1億人であったことに由来する(参照)〔〔外地における内地人、現地人、外国人別人口 (帝国書院)〕。 なお、2010年(平成22年)国勢調査による日本の総人口は1億2805万7352人〔である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一億総中流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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