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一宮電気株式会社(いちのみやでんき)は、現在の愛知県一宮市を中心とする地域において、大正時代に事業を行っていた電力会社である。 == 沿革 == 愛知県中島郡一宮町(現・一宮市)を本拠としていた電力会社で、1912年(明治45年)2月21日、資本金30万円で設立された。社長には一宮出身で一宮銀行頭取の土川弥七郎が就任した。1912年(大正元年)9月より工事を開始し、1913年(大正2年)1月1日より一宮町内において営業を開始。その後、1913年2月21日より奥町・起町・木曽川町、5月1日より丹羽郡布袋町・古知野町でもそれぞれ営業を開始した。1916年(大正5年)8月には、愛知電気工業株式会社を合併して50万円に増資する。この頃、織物業への電動力の導入が急激に進んだことにより電力の需要が大幅に増加したが、一宮電気では供給力不足が生じることもあった〔。 配電専業で自前の発電所を持っておらず、稲沢を中心に活動した稲沢電気(後の稲沢電灯)とともに名古屋電灯小木変電所を通じて同社長良川発電所(岐阜県)から電気の供給を受けていた〔稲沢市新修稲沢市史編纂会(編) 『新修稲沢市史』本文編 下、新修稲沢市史編纂会事務局、1991年、p.191〕。名古屋電灯は名古屋市を本拠としていたこの地方の大手電力会社で(後に国内五大電力会社の一つ東邦電力に発展)、1920年(大正9年)5月、一宮電気は同社に吸収合併された〔一宮市役所 『一宮市史』下巻、一宮市役所、1939年、pp.181-183 一宮市 『新編一宮市史』本文編下、一宮市、1977年、pp.35,483-484〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一宮電気」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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