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一式十二・七粍固定機関砲(いっしきじゅうにぃてんななみりこていきかんほう) ホ103(ホ一〇三)は、第二次世界大戦時の大日本帝国陸軍の航空機関砲。一式固定機関砲、一式機関砲とも 太平洋戦争(大東亜戦争)における帝国陸軍の主力航空機関砲として、戦闘機のみならず多くの機体に搭載され使用された。 == 概要 == === 開発 === 1939年(昭和14年)、それまでの主力航空機関銃であった八九式固定機関銃(口径7.7mm)の威力不足が明らかになったノモンハン事件での戦訓から〔同時に防弾鋼板(防楯鋼板・装甲)の研究・開発も始まっている。〕、陸軍航空本部は従来の機関銃に代わる口径12.7mmの機関砲の開発を新たに計画(試製十二・七粍固定機関砲)、以下の4種類の試作を小倉陸軍造兵廠・名古屋陸軍造兵廠・中央工業に担当させた。 * ホ101 - 八九式固定機関銃の口径拡大型 * ホ102 - イタリアから購入していたブレダ SAFAT12.7mm機関銃(イ式重爆撃機として多数機を輸入していたBR.20爆撃機が搭載)のコピー * ホ103 - アメリカから購入していたブローニング AN/M2航空機関銃(MG53-2)のコピー * ホ104 - ホ101の旋回機関砲型 1940年(昭和15年)、審査の結果、中央工業製のホ103が優秀であったため、これを1941年(昭和16年)に一式十二・七粍固定機関砲として制式採用した。原型のAN/M2では、部品の付け替えにより給弾ベルトの差し込み方向を左右自在に変更できたが、ホ103はそれぞれ左右専用型(甲砲・乙砲)が作られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一式十二・七粍固定機関砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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