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一忠(いっちゅう、? - 文和3年(1354年)5月)は、南北朝時代に活躍した田楽法師。別名を石松〔表(2008)、40頁。「能楽研究」15号、田口和夫の稿による〕。当時を代表する田楽の名人であり、猿楽を大成した観阿弥・世阿弥父子に大きな影響を与えた。鬼など各種の物真似芸に通じさらに舞歌幽玄の風を兼ね備えた名人として、世阿弥が『風姿花伝』で「''此道の聖''」、『三道』で「''三体相応の達人''」と絶賛している。 == 概説 == === 田楽とは === 田楽とは、元々田植えに際してそれを囃した民間芸能が、平安時代に唐から渡来した散楽系の曲芸的な技を受け入れて専業化したものとされる。猿楽とは互いに影響を与え合い、猿楽能、田楽能としてともに「能」の名で呼ばれた。猿楽より早く、芸能集団としての「座」を組織し、南北朝期には京都白川の本座(一忠など)、奈良の新座(喜阿弥、増阿弥など)が知られていた。 南北朝期、田楽能は猿楽を圧倒して最盛期を迎える。北条高時の田楽狂いは『太平記』において克明に描写されて有名だが、そんな時代を担った名人が一忠であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一忠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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