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一念三千 : ミニ英和和英辞書
一念三千[いちねんさんぜん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いち]
  1. (num) one 
一念 : [いちねん]
 (n) determined purpose
: [ねん]
 【名詞】 1. sense 2. idea 3. thought 4. feeling 5. desire 6. concern 7. attention 8. care 
: [み]
  1. (num) three 
三千 : [さんぜん]
 【名詞】 1. 3000 2. many 
: [せん ち, ち]
 【名詞】 1. thousand 2. many

一念三千 : ウィキペディア日本語版
一念三千[いちねんさんぜん]
一念三千(いちねんさんぜん)とは、天台宗の観法であり、また根本教理とする。一念の心に三千の諸法を具えることを観(かん)ずることである。中国天台宗の開祖である天台大師・智顗が創案したとされる。

== 概説 ==
一念とは、凡夫・衆生が日常におこす瞬間的な心(念)をいう。
三千とは法数(ほっすう)の展開である。十界が互いに他の九界を具足しあっている(十界互具)ので百界、その百界にそれぞれ十如是があるから千如是となり、千如是は五蘊(ごうん、ごおん、五陰とも)世界・仮名(けみょう、衆生とも)世間・国土(こくど)世間の三種世間の各々にわたるので三千世間となる。つまり十界×十界×十如是×三世間=三千となる。
天台宗ではこれを、極小から極大の相即した統一的な宇宙観を示し、実践的には自己の心の中に具足する仏界を観法することをいう。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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