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一戸 謙三(いちのへ けんぞう、1899年 - 1979年 )は、日本の詩人。 青森県弘前市出身。青森県立弘前中学校(現:青森県立弘前高等学校)卒。慶應義塾大学医学部中退。 大正8年、帰郷して青森県で初めての詩人団体「パストラル詩社」を結成。福士幸次郎に師事し、一戸玲太郎の筆名で口語自由詩人として活躍した。 昭和初期にはエスプリ・ヌーボーの影響を蒙り、知的観照性の高い散文詩へと移行したが、同時に方言詩を創始、高木恭造とならんで津軽方言詩人としても知られるようになった。 さらに自由詩から転じて佐藤一英の聯詩運動に共感、定型詩の世界に到達したが、ほかにも私淑したドイツの近代詩人の訳詩を試みるなど、その幅広い詩風と詩歴と高潔な人柄により、青森県詩壇のなかでも特筆すべき郷土詩人として遇されている。 昭和54年10月1日、心不全のため長逝。 ==著書== *詩集『ねぷた(津軽方言詩集)』 昭和11年 十字堂書房 (筆名・一戸玲太郎) *詩集『追憶帖』 昭和22年 雪の社(孔版) *詩集『歴年』 昭和23年 青森美術社(浮彫叢書2) *詩集『連詩集 椿の宮』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一戸謙三」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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