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一斤染(いっこんぞめ、いっきんぞめ)とは、日本の古色名。紅花で染めたやや淡い紅色を指す。英語のペールピンク(薄桃色)に近い色味。 == 概要 == 一斤染は、染料の紅花大一斤(600g)で、絹一疋(絹布2反)を染めた色名称である。 紅の濃染が高価であった平安時代は、一斤染の色が上限である紅の聴色(ゆるしいろ、許色)とされ、これより濃い染は禁色(きんじき)とされた。一斤染よりさらに淡い紅色は退紅(たいこう)と呼ばれ、紅花小八両(400g)で染めた色名称である。 テキスタイルが多様化した近年においても、一斤染の色名称は草木染めなどの染めに受け継がれ、着物、和小物等の和装商品で使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一斤染め」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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