|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 記 : [き] (n,n-suf) chronicle ・ 記念 : [きねん] 1. (n,vs) commemoration 2. memory ・ 念 : [ねん] 【名詞】 1. sense 2. idea 3. thought 4. feeling 5. desire 6. concern 7. attention 8. care ・ 大賞 : [たいしょう] 【名詞】 1. big prize 2. first prize ・ 賞 : [しょう] 1. (n,n-suf) prize 2. award ・ 典 : [のり] 【名詞】 1. rule 2. law
みちのく大賞典(みちのくだいしょうてん)は、岩手県競馬組合が主催する競馬の地方全国交流競走。施行条件は水沢競馬場ダート2000メートル。正式名称は「一條記念 みちのく大賞典」(いちじょうきねんみちのくだいしょうてん)で、東北の馬産発展に貢献し旧盛岡競馬場を設計した一條友吉を記念したものである。 == 概要 == 岩手の古馬ナンバーワン決定戦として1973年に創設された。創設以来、開催時期については多少ばらつきがある(「歴代優勝馬」の項を参照)ものの、盛岡競馬場の移転に伴い水沢競馬場で代替開催された1996年の第24回を除き、全て盛岡で施行されている。長らく岩手所属馬のみを対象に施行されてきたが、2001年に東日本地区所属馬に開放され、翌年にはさらに九州地区が加わり、2005年からはJRA所属馬を除く全国の地方所属馬に開放された。また、2004年には同じく盛岡で行われる統一重賞マーキュリーカップへのトライアル競走に指定され、上位2着までに同競走への優先出走権が与えられるようになり、2006年からは1着馬のみ同競走への優先出走権が与えられる。このように、全国的な位置付けとしては岩手のローカル重賞となっているが、歴代の優勝馬には岩手競馬を代表する名馬が名を連ね、現在でも岩手競馬が主催する競走の内で最も権威あるもののひとつである。また、本競走の勝ち馬は岩手競馬所有の馬運車にその名前が転用されることが慣習となっている。 当初はファン投票レースとして創設され、現在は桐花賞に継承されている。また、岩手競馬では1972年以前の重賞レースは農林大臣賞典や岩手県知事賞典等と呼ばれていた。この頃から競走番組の商品化・ソフト化を推進し始めたが、主導した中心人物が「岩手競馬中興の祖」と称される藤原正紀である。 創設当時は重賞レースと特別レースの位置付けが曖昧であり、文献によってみちのく大賞典が岩手競馬初の重賞レースという説と、レース名称がついた最初の重賞レースという2つの説が存在する。1971年と1972年で一部不明な記録があったりするため、正確にはわからないようである。 当時まだビデオテープが高額で、録画してもすぐに消去されて別の番組に使い回されることが普通だったことから、同レース最古の映像は1978年の第6回という説がある(それより以前の映像が放映されていないに等しいため)。但し、ビデオテープの映像が劣悪で放映できない状態だったり、ニュースフィルム等で現存している可能性はある。 2001年からは、岩手のみならず日本の馬産界に多大な功績を残した岩手出身の一條牧夫、友吉親子の名前を後世に残すため、レース名称を一條記念みちのく大賞典と変更された。しかし、一般的にはみちのく大賞典と呼ばれ親しまれている。 2009年からは施行場を水沢競馬場のダート2000mに変更された。 本競走へのトライアル競走は盛岡競馬場のダート1800mのサラブレッド系3歳以上の岩手所属馬限定の重賞競走「あすなろ賞」で、上位2着までに本競走への優先出走権が与えられる。 本競走では2008年からスタリオンシリーズ競走に指定されており、2008年は「クロフネ賞」、2009年は「ダンスインザダーク賞」、2010年は「フジキセキ賞」、2011年は「ネオユニヴァース賞」、2012年は「ドリームジャーニー賞」、2013年は「ルーラーシップ賞」、2014年は「ハービンジャー賞」として、優勝馬の馬主に副賞として種牡馬の配合権利が贈られている。 負担重量は定量で、3歳は55kg、4歳以上は57kgで、牝馬は2kg減である。 2013年度の賞金総額は750万円で、1着賞金500万円、2着賞金115万円、3着賞金65万円、4着賞金45万円、5着賞金25万円と定められている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みちのく大賞典」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|