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一水会(いっすいかい)とは、思想探求団体〔一水会HP 一水会独自活動宣言(平成27年5月22日) 〕。日本の政治団体の一つ。現在の活動会員数は全国で約100名と言われる。マスメディアからコメント依頼も多く、『朝まで生テレビ!』にパネラーとして出演することも多い鈴木邦男は草創期からのメンバー。 == 概要 == 1970年(昭和45年)11月25日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地〔当地には現在防衛省本省がある〕の東部方面総監部〔1994年、防衛庁が六本木から移転するのに伴い朝霞駐屯地へ移転〕で楯の会会員5人が起した「楯の会事件」で、自衛隊員に蹶起を促し、痛烈に戦後日本を批判して自決した三島由紀夫・森田必勝両者の行動を"戦後体制打破"へ向けた果敢な行動と位置付け、「両烈士らの魂魄を継承する」為、1972年(昭和47年)5月30日、創設された。命名者は阿部勉〔一水会機関紙300号記念(その1)における鈴木邦男の発言 〕。「月に一回、第一水曜日の勉強会」の意味だが、「世界は海洋を通じて一衣帯水である」という意味もある。 反共の立場から多くの団体が「親米路線」を取っていたことに対し、戦後日本を米国の従属体制に成り下がってしまったと規定し、戦前からの思想指導者の影響を受け、日本の完全なる独立を勝ち取る、として「対米自立」「日米安保破棄」「戦後体制打破」を掲げている。 「韓国を嫌って日本だけを愛するというのは本当の愛国心とは言えない。そんな愛国心は嘘。」と主張〔共同通信 2014年6月21日 右傾化の果てに - 戦後70年 〕。「日本人の品位を貶める」ものと批判し、鈴木邦男、木村三浩が排外主義・レイシズム反対集会に参加。2013年4月号のレコンキスタ内でも在特会等のデモをヘイトスピーチとし、批判している〔レコンキスタ407号 〕。 創設以来、鈴木邦男が代表を務めてきたが、1999年(平成11年)、書記長だった木村三浩に交代した。鈴木は顧問となり、文化人として、言論活動を行っている。木村は池子米軍住宅建設反対運動を行ったり、「対米自立」の観点を堅持し、湾岸戦争以降のイラク、NATO空爆後のユーゴスラヴィア(現セルビア共和国)等を訪問。フランス、ドイツ、ロシア、リビア、シリア、マレーシア等各国の政党・団体と交流した。2006年に処刑されたサッダーム・フセイン大統領の追悼会を日本で唯一開催。2010年(平成22年)8月12、13日には国民戦線のジャン=マリー・ル・ペン党首ら欧州諸国の政党・活動家を東京に招き、翌日にはル・ペンらとともに靖国神社参拝を敢行してニュースになった。 機関紙『月刊レコンキスタ』(レコンキスタ=国土回復の意)は毎月、3,000部(公称)発行されている。情宣活動のほかに、毎年11月24日に「野分祭」を開催し、三島由紀夫・森田必勝の追悼会を実施している。さらに毎月一回一水会フォーラム(公開の勉強会)、毎月一回木村ゼミを開催している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一水会 (思想団体)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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