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一畑電気鉄道90系電車 : ミニ英和和英辞書
一畑電気鉄道90系電車[いちばたでんきてつどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いち]
  1. (num) one 
: [はたけ]
 【名詞】 1. field 
電気 : [でんき]
 【名詞】 1. electricity 2. (electric) light 
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

一畑電気鉄道90系電車 ( リダイレクト:一畑電気鉄道80系電車 ) : ウィキペディア日本語版
一畑電気鉄道80系電車[いちばたでんきてつどう80けいでんしゃ]

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一畑電気鉄道80系電車(いちばたでんきてつどう80けいでんしゃ)は、かつて一畑電気鉄道(現・一畑電車)に在籍した通勤形電車1981年昭和56年)〔「他社へ譲渡された西武鉄道の車両」 (1992) p.233〕から翌1982年(昭和57年)〔にかけて、西武鉄道より451系電車を譲り受け、導入したものである〔『日本のローカル私鉄』 (1990) p.189〕。
本項では、80系同様に西武鉄道からの譲渡車両である90系電車(元551系電車)〔、および90系より別形式へ区分されたデハ60形電車(2代)〔についても併せて記述する。
== 概要 ==
1982年(昭和57年)9月に開催された第37回国民体育大会(通称「くにびき国体」)に際して〔『BATADEN 一畑電車百年ものがたり』 (2010) p.32〕、観客輸送を担うこととなった北松江線の車両近代化が計画された〔。折りしも当時の西武鉄道(以下「西武」)では、冷房装置を搭載したカルダン駆動車の増備を受けて451系電車の廃車が進行していたが〔「西武鉄道 時代を築いた電車たち」 (1992) pp.159 - 160〕、同系列は西武における廃車当時の経年が20 - 24年程度と比較的状態が良好であり、一畑電気鉄道では同系列を譲り受けて老朽化した従来車の代替に充当することとした〔。
当時の西武451系は6両固定編成と2両固定編成の2種類が存在したが〔「他社へ譲渡された西武鉄道の車両」 (1992) pp.222 - 223〕、このうち制御電動車クモハ451形と制御車クハ1471形で組成される2両固定編成3本(クモハ456-クハ1485・クモハ452-クハ1487・クモハ454-クハ1489)〔を1981年(昭和56年)12月に1本〔「神話の国にベテラン電車を訪ねて - 一畑電気鉄道」 (1992) p.70〕、翌1982年(昭和57年)9月に2本導入し〔、制御電動車はデハ80形81 - 83、制御車はクハ180形181 - 183とそれぞれ改称・改番され〔、車両番号(以下「車番」)末尾同番号の制御電動車・制御車の組み合わせによる2両固定編成を組成した〔〔「神話の国にベテラン電車を訪ねて - 一畑電気鉄道」 (1992) p.69〕。
1985年(昭和60年)3月〔には、同じく西武より551系クモハ551形560およびクハ1651形1661を譲り受け〔「他社へ譲渡された西武鉄道の車両」 (1992) pp.223 - 224〕、さらに翌1986年(昭和61年)3月〔にはクモハ551形552・554を譲り受けて老朽化した従来車を代替した〔。前者はデハ90形91およびクハ190形191として80系同様に2両固定編成を組成したが〔〔西武在籍当時のクモハ560はクモハ559-サハ1559-サハ1560と同一形式で4両編成を組成し、またクハ1661は451系クモハ462と2両編成を組成しており、一畑電気鉄道への譲渡に際して新たに同2両で編成を組成したものである。〕、後者については日中閑散時の運用および増結運用を目的として〔「他社へ譲渡された西武鉄道の車両」 (1992) pp.235 - 236〕、導入に際して西武所沢車両工場において両運転台化改造が施工され〔、デハ90形92・93として導入されたのち〔、1986年度中にデハ60形(2代)61・62と別形式に区分された〔。
なお、導入に際しては各編成(デハ60形は各車両)ごとに北松江線沿線にちなんだ固有の編成愛称が付与され〔、前面には愛称表示板が設置された〔。

いずれも北松江線の主力車両として運用されたのち〔「神話の国にベテラン電車を訪ねて - 一畑電気鉄道」 (1992) p.66〕、後年の後継車両の導入に伴い、80系・90系は1996年平成8年)に〔「新車年鑑 1997年版」 (1997) p.186〕、デハ60形は2006年(平成18年)にそれぞれ形式消滅した〔「鉄道車両年鑑 2007年版」 (2007) p.234〕。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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