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一碧湖(いっぺきこ)は、伊豆半島東岸、静岡県伊東市にある湖で、火山の火口に水が溜まったもの。伊豆東部火山群の一つである。 == 概要 == 一碧湖の名は、1927年(昭和2年)に杉山三郊により命名され、北宋の文人范仲淹の『』の一節「」から取られた。命名については長年不明であったが2014年に湖畔の民家から資料が見つかり判明した〔「一碧湖」の由来判明 官吏・漢学者の杉山三郊、昭和2年命名 - 伊豆新聞WEBサイト2014年5月25日版〕。 一碧湖は、南東から北西に伸びたひょうたん型をしており、北西側を、市道の橋を挟んで、南東側の比較的小さい面積をと呼ぶ。 大池は西側に十二連島という小島群を持つ。沼池はその名のとおり沼地または湿地帯となっており、葦などの植物が繁茂する。沼池は水位が低いときには大部分が干上がることもある。 一碧湖は、「伊豆の瞳」とも称される観光地であり、1927年(昭和2年)には日本百景に選定されている。昭和初期には与謝野鉄幹・晶子夫妻が当地を訪れて数多くの短歌を残した。現在ではその歌碑が湖畔に建つと共に、ヘラブナ釣りを楽しむ場として、またボート遊びやバードウォッチング、さらには春の山桜や秋の紅葉を楽しむ場としても親しまれている。 外来種のブルーギルは、1960年に当時の皇太子明仁親王(今上天皇)が外遊の際に寄贈されたものを、水産庁淡水区水産研究所が食料増産を図る目的として飼育。その後、一碧湖などに放流されたことがきっかけとなり日本各地に生息域を拡大していった〔出典 : 『ブルーギル、陛下に贈られた15匹の子孫証明』 読売新聞 2009年10月23日、2013年1月リンク切れのため転載サイトにて確認〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一碧湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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