|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 一節 : [ひとふし] 【名詞】 1. a verse (e.g., in the Bible) 2. stanza 3. paragraph 4. passage 5. a joint 6. section 7. a tune 8. note 9. strain 10. measure ・ 節 : [せつ, ぶし] 1. (n-suf) tune 2. tone 3. knot 4. knob 5. point ・ 切 : [せつ] 1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute
一節切(ひとよぎり)は、日本の伝統楽器。尺八の前身ともいわれる真竹製の縦笛で、節が一つだけあるのがその名前の由来である。 尺八が竹の根本部分を用いるのに対し、一節切は幹の中間部を用いるため、尺八に比べて細径・薄肉である。全長は一尺一寸一分(約34cm)で、尺八と同じように、前面に四孔、裏側に一孔の計五つの手孔がある。音域は尺八よりも狭く、約1オクターヴ半ほどである。 前野良沢や一休宗純、雪舟〔尺八(一節切) 文化遺産オンライン〕、北条幻庵なども一節切の奏者として知られている。織田信長に仕えた大森宗勲も名手である〔kotobank 〕。しかし、もともと武家や上流階級の風雅な嗜みとしての趣向が強く、一般市民には普及していなかったことや、より音域が広く音量の大きい普化尺八が普及したこともあって、江戸時代の始まりより徐々に廃れていった。現在、残された楽譜は存在するが、音価(音の長さ)の指定がなくどのような演奏だったのかを再現するのは難しい。 == その他 == * 最も有名な一節切としては、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3天下人に受け継がれた『乃可勢(のかぜ)』という名笛がある。 * 薩摩には、『天吹(てんぷく)』と呼ばれる一節切に似た小型の縦笛が伝わっている。 * 2012年5月15日、テレビ東京の『開運!なんでも鑑定団』に安土桃山時代の一節切が登場し、150万円の鑑定額がついた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一節切」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|