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一色 俊作（いっしき しゅんさく、1937年7月22日 - 2013年4月24日）は、日本の高校野球指導者。元愛媛県立松山商業高等学校野球部員で、後に監督として愛媛の高校野球の基礎を作った。 == 経歴 == 愛媛県松山市生まれ。愛媛県立松山商業高等学校1年時にチームは第35回全国高等学校野球選手権大会に出場し優勝するが、自身は新入生ということで母校で練習に打ち込んでいた。その後、卒業まで甲子園出場経験はなく、明治大学に進む。当時の明大野球部監督島岡吉郎から選手より指導者を勧められ、卒業後の1960年に愛媛県立上浮穴高等学校でコーチを、1961年から1974年までの13年間を母校野球部のコーチ、監督、部長などを務めた。 1969年、第51回全国高等学校野球選手権大会の青森県立三沢高等学校との決勝戦を勝ち全国制覇を成し遂げた。決勝戦は延長18回引き分け再試合の激闘となった球史に残る名勝負であり、「伝説の試合」として今でも語り継がれている〔「「愛媛の黄金時代築いた」 一色・松山商元監督死去 教え子ら悼む＝愛媛」、読売新聞 大阪朝刊、2013年4月25日、33頁。〕。「全国優勝できないなら、準優勝も県大会の1回戦負けも同じだ」というのが彼の口癖であった。1974年退任後は帝京第五高等学校を経て、1985年に新田高等学校監督に就任。 1990年、新田の監督として初出場した第62回選抜高等学校野球大会では、チームを準優勝に導き、「ミラクル新田」と呼ばれた〔。その後再び帝京第五高校で監督を務め、1999年に体調不良で退任した〔「訃報：一色俊作さん 75歳＝元愛媛県立松山商業高校野球部監督」、毎日新聞 東京朝刊、2013年4月25日、31頁。〕。 甲子園には松山商で3回、新田高で1回の春夏計4回出場。通算成績は11勝3敗1分〔。 2013年4月24日に虚血性心不全のため死去〔訃報:一色俊作さん 75歳＝元愛媛県立松山商業高校野球部監督 毎日新聞 2013年4月25日〕〔「一色俊作さん死去：「一色さんの野球継承を」 松山で告別式、関係者ら400人参列／愛媛」、毎日新聞 地方版／愛媛、2013年4月27日、22頁。〕。75歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「一色俊作」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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