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carbon monoxide poisoning =========================== ・ 一 : [いち] 1. (num) one ・ 一酸化 : [いっさんか] (adj-na,n) monoxide ・ 一酸化炭素 : [いっさんかたんそ] Carbon Monoxide ・ 一酸化炭素中毒 : [いっさんかたんそちゅうどく] carbon monoxide poisoning ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid ・ 酸化 : [さんか] 1. (n,vs) oxidation ・ 酸化炭素 : [さんかたんそ] (n) carbon monoxide ・ 化 : [か] (suf) action of making something ・ 炭 : [すみ] 【名詞】 1. charcoal ・ 素 : [もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 中 : [なか] 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among ・ 中毒 : [ちゅうどく] intoxication, poisoning ・ 毒 : [どく] 【名詞】1. poison 2. toxicant
一酸化炭素中毒とは一酸化炭素に起因する中毒症状である。 == 原因 == 発症機序は充分に解明されていない〔一酸化炭素(CO)中毒 メルクマニュアル〕が、次のように考えられている。一酸化炭素は酸素の約250倍も赤血球中のヘモグロビンと結合しやすい上、酸素分圧とオキシ・ヘモグロビン濃度との関係を変調させる。ヘモグロビンには4つの酸素結合部位が存在し、結合数が多いほど結合安定が安定になる。すなわち、末梢の酸素分圧が低い組織に運搬されると酸素の結合が乖離し始めるが、結合する酸素が減るほど乖離しやすくなるため、効率的に末梢で酸素を放出する特性がある。ところが、。 一酸化炭素は、特に酸欠状態でなくとも燃焼に伴い発生するが、炭鉱での爆発事故や地下空間などで換気が悪い場合に蓄積し、また一般家庭では、屋内での木炭コンロの使用、ガス湯沸かし器やストーブの不完全燃焼によって発生量が急激に増えることにより中毒症状を発症させる。 このため、大気汚染に係る環境基準については「1時間値の1日平均値が 10 ppm 以下であり、かつ、8時間平均値が 20 ppm 以下であること」とされ、また、労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則では、事務所の室内における濃度について 50 ppm 以下(空気調和設備または機械換気設備のある事務所では 10 ppm 以下)とするよう定められている。 なお、以前の都市ガスには一酸化炭素が含まれる石炭ガスが使われていたため、ガス漏れによる中毒事故が発生したが(2007年にも北見市で大規模なガス漏れによる死亡事故があった)、2010年3月25日に四国ガスが天然ガスへ転換したのを最後に、日本国内で供給される都市ガスは全域で一酸化炭素を含まないものとなり、ガス漏れによる一酸化炭素中毒は起こらなくなった。 この他、火災に伴う一酸化炭素中毒も知られている。なお、火災の場合、アクリルやポリウレタンなどの熱分解の影響でシアン化水素も発生し、一酸化炭素中毒と共にシアン化水素による中毒も併発している場合がある。 また、タバコの煙にも多量に含まれており、循環器系に多大な負担を及ぼすが、煙に含有している濃度では急性症状は発症しない〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一酸化炭素中毒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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