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止め結び(とめむすび、)とは、ロープの中ほどにこぶをつくる結び方(ストッパー・ノット)のひとつ。一重結び(ひとえむすび)ともいう。結び目理論における三葉結び目と同じ結び目である〔『結び目理論とその応用』(村杉邦男、日本評論社、1993年、ISBN 978-4535781993)のまえがきのi-ii頁より。〕。世界最古の結びとして紹介されることもある〔『図解 ひもとロープの結び方大事典』192頁。〕。 止め結びという用語は、ストッパー・ノット全般を表す言葉として使用されることもある〔『結びの百科―実用70種の結び方を鮮明な連続写真でマスター』27頁など。〕。 ==結び方== 止め結びは、ロープの結び目を作りたい位置に小さい輪(ループ)をつくり、動端をそのループに一度通してから引き締めることによって得られる(ただし動端を通すとき上下を誤ると結び目にならない)。 止め結びはロープ自身を芯とみなしてひと結びを施したものと解釈することもできる〔『ロープの結び方』22頁。〕。ただしここでいうひと結びとは「交点に荷重がかかるように芯に一重の巻きを施すこと」という意味である。 また、なんらかの芯にロープをかけた上でそのロープに止め結びを施すことによって、ヒッチ(芯にロープを結びつける結び方)として使うこともできる。このヒッチのことをひと結びというが、これは前の段落でのひと結びとは意味が異なる。さらに、このヒッチを止め結びと表現することもある〔『ロープの結び方』24頁。〕。ヒッチとしての止め結びから芯を引き抜けばストッパー・ノットとしての止め結びになることになる。 正確には、止め結びには左回りと右回りの2種類があり、これらは結び目として異なる(つまりいったん解かないかぎり一方から他方へ変形することはできない)。同じ向きの止め結びを2回繰り返すと縦結びになり、異なる向きの止め結びを2回繰り返すと横結びになる(本結び#横結びと縦結びを参照)。〔『ロープの結び方』76-77頁。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「止め結び」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Overhand knot 」があります。 スポンサード リンク
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