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七味唐辛子(しちみとうがらし)は、唐辛子を主とした香辛料を調合した日本の調味料(ミックススパイス)。しばしば、「七味(しちみ)」と略されることもある。 七味唐辛子というのは上方風の名前であり、江戸・東京では七色唐辛子、七種唐辛子(なないろとうがらし)である。しばしば略して「なないろ」と言う。唐辛子は「とんがらし」とも発音される〔『日本国語大辞典』小学館、『新明解国語辞典』三省堂では七味唐辛子は七色唐辛子を参照する。〕。 唐辛子を主原料とし、七種類の香辛料を混ぜて作られることからその名がある。必ずしも同じ原料・また七種類の原料で作られるとは限らず、生産者によっては原料や種類数が違う〔十種類の原料を配合して作り、十味唐辛子と称する例もある。〕。 うどん・そば、味噌ラーメンなどの麺類や、牛丼、湯豆腐、水炊き、豚汁などの日本料理の薬味や汁の吸口〔小林弘、『読む食辞苑 日本料理ことば尽くし』p174、1996年、東京、同文書院、ISBN 4-8103-0027-7〕として使われることが多い。 == 材料 == 主原料の唐辛子に各種の副原料を加えることで、風味をつけるとともに辛味をほどよく抑えている。調合に用いる副原料は生産者によって異なるが、以下がよく使用される。 * 芥子(けし、ケシの実) * 陳皮(ちんぴ、ミカンの皮) * 胡麻(ごま) * 山椒(さんしょう) * 麻の実(おのみ、あさのみ) * 紫蘇(しそ) * 海苔(のり) * 青海苔(あおのり) * 生姜(しょうが) * 菜種(なたね) なお、ケシと麻の実は加熱による発芽防止処置が施されているが植えた場合稀に発芽する事もあり、実際に種子を取り出して栽培し摘発された事例も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七味唐辛子」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shichimi 」があります。 スポンサード リンク
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