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七庶 : ミニ英和和英辞書
七庶[しち]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しち]
  1. (num) seven 

七庶 ( リダイレクト:庶ゲツ党 ) : ウィキペディア日本語版
庶ゲツ党[しょげつとう]

庶孽党(しょげつとう)とは李氏朝鮮において16世紀末から17世紀初頭に活動した両班庶子により組織された団体。庶子の差別撤廃を訴えたが容れられず、後には富商を襲うなど暴徒化した。
== 概要 ==
李氏朝鮮では太宗の時代から庶孽禁錮法によって、両班の子供であっても庶子は文科挙の受験が出来ないなど差別があった。世俗レベルでも庶子は父を「アボジ(お父さん)」ではなく「ナーリ(旦那様)」と呼ばなくてはならないなど屈辱的な暮らしを余儀なくされていた。
逸史記聞』によれば朴応犀らが連名を以って上訴し、官途への道を開いてほしいと嘆願した。この朴応犀らの一党を庶孽党と呼ぶ。庶とは良妾(良民出身の妾)の子供、孽(孼)とは賤妾(賤民出身の妾)の子供のことである。しかし当時の厳しい身分制度の中でそれは許されることではなく、庶子に対する差別と侮辱はさらに過酷なものになっていった。
そこで彼らは水滸伝に倣って、梁山泊のように京畿道驪江のほとりの洞窟に拠点を設け、倫理無用という意味で無倫堂と呼んだ。この場合倫理とは彼ら庶子を貶める儒教(ことに朱子学)のことである。この拠点に蜂起する日を期して、食料と武器を貯え、『天替行道』の標語を真似て『真龍未起 偽虎先鳴』の旗を掲げた。一方、三国志に倣って桃園の結盟と称して同志を募った。このために庶子ではないが、庶孽党の主旨に理解を示す文士が集まった。その中には後にハングルで最初の小説『洪吉童傳』を著す許筠(きょ・いん、ホ・ギュン)もいた。『洪吉童傳』の主人公は両班の庶子であり、義賊となって庶民を苦しめる役人や両班を懲らしめるのである。
また、庶孽党の中心人物7名は竹林の七賢を名乗った。その7名とは以下のとおり。
* 朴応犀 (パク・ウンソ) 領議政朴思庵の庶子
* 沈友英(シム・ユヨン)  沈銓の庶子 許筠の妻の叔父
*朴致仁(パク・チイン)  朴有良の庶子
*石壁・ 徐羊甲(ソ・ヤンガク)  義州牧師(牧場管理者)徐益の庶子
* 李耕俊(イ・ジュン)  北兵使(咸鏡道北兵営の兵馬指揮官))李済臣の庶子
*朴致毅(パク・チクィ)  平難功臣朴忠侃の庶子
* 許弘仁(ホ・ホニン)
庶子以外で庶孽党と交際を明らかにした文士として以下の名が挙げられている。
*蛟山・ 許筠  『洪吉童傳』の作者
* 金慶孫  金沙渓の庶弟
* 李再栄 
* 李士浩
1611年ごろ、庶孽党は記録によれば海州で塩商を経営した一方、富商李承崇を襲って掠奪したり嶺南で銀商を襲い、銀六〜七百両を奪ったという。その資金を用いて朝廷の文武官を抱き込み、国王を退ける計画を企てた。彼らは商人や樵に姿を変え各地で強盗、殺人をはたらいた。殺された商人の奴婢が彼らを尾行し、捕盗庁に告発したことでみな逮捕された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「庶ゲツ党」の詳細全文を読む




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