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『七略』(しちりゃく)は、中国前漢代の劉向・劉歆父子により編纂され、『漢書』「芸文志」の基礎となった書目(図書目録)である。 == 成立 == 初め、劉向は成帝代の宮中の蔵書(「秘書」)を校閲し、その解題(「叙録」)を一書にまとめ、『別録』(べつろく)という書名を附した。劉向は、秘書を六芸・諸子・詩賦・兵書・術数・方技の六類に分類した。劉向自身が叙録を撰したのは、六芸・諸子・詩賦の三類のみであり、残り三類は、その道の専門家に委ねた。叙録には、編目、校書の経過、撰者の伝歴、書名の意、著作の由来、書物の内容と批判、偽書の分別、学派や評価などが記されていた。『別録』は佚して伝わらないが、一部の『戦国策』や『荀子』など七編の「叙録」が残っている。劉向の死により、子の劉歆が引き継いだが、歆は父の『別録』を簡素化し、『七略』とした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七略」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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