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七頭(しちとう)は、室町時代、管領家とともに幕政に参加できた七家の有力諸侯。 『南方紀伝』によると、応永2年(1395年)、室町幕府3代将軍足利義満によって公家の五摂家七清華家を擬した武家の三職七頭の家格が定められたとされる。三職とは執事別当(管領)たる斯波氏・畠山氏・細川氏の所謂三管領家で、一色氏・山名氏・土岐氏・赤松氏・京極氏・伊勢氏・上杉氏の七家が七頭として幕政に参加した。 七頭のうち一色氏・山名氏・赤松氏・京極氏の四家を四職といい、この四家に土岐氏を加えた五家が京都奉行(侍所所司)に就任し、伊勢氏は奏者(政所執事)に上杉氏は関東執事(関東管領)にそれぞれ就任する家柄と定められた。 === 七頭 === ;一色氏:侍所所司。四職の一つ。清和源氏のうち河内源氏足利一門。 ;山名氏:侍所所司。四職の一つ。清和源氏のうち河内源氏新田一門。 ;土岐氏:侍所所司。清和源氏のうち摂津源氏(美濃源氏)土岐一門。 ;赤松氏:侍所所司。四職の一つ。村上源氏。 ;京極氏:侍所所司。四職の一つ。宇多源氏のうち近江源氏佐々木一門。 ;伊勢氏:政所執事。桓武平氏のうち伊勢平氏。 ;上杉氏:関東管領。藤原氏のうち藤原北家勧修寺流。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「七頭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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