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万寿台テレビ(マンスデテレビ)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)にかつてあったテレビ局である。2015年7月に閉局。 受信範囲は平壌市周辺のみになる。 == 概要 == 1973年12月4日に放送開始。土曜日、日曜日に放送を行っている(理由は後述)。 放送内容は娯楽番組が中心であるが、朝鮮中央テレビなどとは違い、欧米方面などの映画・ドラマ・アニメも放送するなど放送は幅広い。報道も外国のニュースを多く放送する。そのため平壌市民の人気は高い。設立時、このテレビ局を全国放送にすると国民の思想統制が出来なくなることを恐れた北朝鮮政府が受信地域を平壌周辺のみに限ったとされている。また当初は金日成・金正日専用テレビという位置付けで企画されており、先述の欧米方面の報道やドラマなどを素早く吹き替え供給するという目的があった。しかし、そのことを知った金日成が激怒したため、週末にのみ一般向けに放送されるようになったというエピソードがある〔「平壌ウォッチ 有線放送」 中日新聞 2012年2月29日 夕刊2面〕。 また朝鮮中央テレビのニュース番組で時々見られるような勢いの強い勇ましい口調での原稿読みもあまり見かけない。 (設立当時での)最先端放送機器を揃え贅を尽くしていたため、落成式の際に「このような物をまた作ったら、(資金不足で)国が滅ぶ」と金日成が金正日を叱りつけたとされている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「万寿台テレビ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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