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三信鉄道の電車(さんしんてつどうのでんしゃ) 本項では、三信鉄道(現在の東海旅客鉄道飯田線の一部)が保有した電車について記述する。 ==概要== 三信鉄道は天竜川の電源開発を目的に、豊川鉄道・鳳来寺鉄道と伊那電気鉄道を結ぶ鉄道として建設されたもので、開業当初から直流1500Vによる電化鉄道であった。建設は、伊那電気鉄道側の天竜峡と、鳳来寺鉄道側の三河川合の南北両側から進められ、北線は1932年(昭和7年)10月の天竜峡 - 門島間、南線は1年遅れて1933年(昭和8年)10月の三河川合 - 三河長岡間を皮切りに順次延伸され、1937年(昭和12年)8月の大嵐 - 小和田間を最後に全通した。 三信鉄道は、1943年(昭和18年)8月1日付けで、接続する豊川鉄道、鳳来寺鉄道、伊那電気鉄道とともに戦時買収され、鉄道省飯田線となった。この時点で鉄道省籍を得たのは、電気機関車1両、電車9両、貨車69両である。これらは、貨車を除いて買収後も私鉄時代の形式番号のまま使用され、国鉄形式が与えられたのは、1953年(昭和28年)6月1日に施行された、車両形式称号規程改正の際である。電車は後述のように、かつて鉄道省に在籍したものばかりであったが、再国有化にあたって旧番に復することはなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三信鉄道の電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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