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三俣宿(みつまたしゅく、みつまたじゅく)は、かつて三国街道に存在した宿場。現在の新潟県南魚沼郡湯沢町三俣に位置する。かぐらスキー場みつまたステーションの名の由来の一つ。 ==概要== 関東から三国峠を新潟県側へ越え、浅貝宿、二居宿の次に位置した。この三つの宿場は、清津川に沿って並んでおり三国三宿と呼ばれた。街道は、この先、清津川が作りだす平坦な地形に別れを告げ、険しい芝草峠を越えて湯沢方面に抜けるため、旅人の多くは三宿のいずれかを利用することが多かった。宿場には本陣が一つ、脇本陣は、池田家と越後屋の二軒があった。池田家は、後年も旅館として存続(ただし2011年廃業)しており、新潟県指定文化財となった脇本陣の建物が伝えられている〔ようこそ池田家旅館へ 池田家旅館ホームページ〕。 明治時代以降、信越本線、上越線の開通に伴い三国街道の往来が少なくなり、宿場の機能は縮小。また、宿場町が移行した三俣村としても1918年に発生した三俣の大雪崩により集落の約半数(住家28戸)、小学校を失い〔藤倉朋良『図解にいいがた歴史散歩<南魚沼>』p43 新潟日報事業社出版部〕、集落としてもダメージを受けている。しかしながら第二次世界大戦後、国道17号が開通すると一転、スキー場の開発が盛んになり、かぐら・みつまた・田代スキー場(2006年にかぐらスキー場に改名)が開業すると旅館やホテルの件数も増加し賑わいを取り戻した。近年では温泉開発も進み、国道脇に日帰り温泉「三国街道三俣宿街道の湯」もオープンしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三俣宿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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