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『三匹の侍』(さんびきのさむらい)は、1963年(昭和38年)から1969年(昭和44年)にかけてフジテレビ系列で毎週木曜日20時から20時56分に放映された連続テレビ時代劇。最高視聴率は42パーセントを記録した。全6シリーズ(157話・モノクロVTR作品)。 本作で用いられた効果音を使用した殺陣は、それまでの時代劇とは異なる独自のアクション表現がされており、リアル感を表現している。第1シリーズ放映終了後に松竹とさむらいプロの共同制作により、五社英雄監督の演出で映画化され、1970年にはレギュラー出演者を代えた『新三匹の侍』(13話・カラー作品)が制作された。 == 概要 == 時は文政年間、宿場から宿場へと、あてどのない流浪の旅を続ける三匹の凄腕浪人が、庶民を苦しめる権力や悪人と闘うテレビ時代劇。演出を担当したのは当時フジテレビのディレクターだった五社英雄。五社は後に映画界へ進出、『三匹の侍』は映画監督として五社英雄が名を成す足がかりとなった作品で、かつてない斬新な殺陣とカメラワーク、刀で人を斬る際の効果音を初めて取り入れたテレビ時代劇で、リアル感を表現していた〔。 第2シリーズからはリーダー格の丹波哲郎に代わって時代劇初出演の加藤剛がレギュラーに加わり、平幹二朗がリーダー格となった。当時、浅草のコメディアンでまだ無名だった長門勇が演じる桜京十郎は『おえりゃあせんのう』などのとぼけた岡山弁を操り、長門はこの作品により人気俳優となった。 2003年3月に松竹ホームビデオから映画版(丹波哲郎、平幹二朗、長門勇)のDVDが販売され、また、ドラマ版も2008年11月にフジテレビ開局50周年記念としてポニーキャニオンから第4シリーズ・全26話(平幹二朗、加藤剛、長門勇)の9枚組DVD-BOXが販売された。2012年には米Criterion社より映画版のブルーレイ/DVDがリリースされた。 1970年には長門勇以外のレギュラー・キャストを一新し、五社英雄監督の親友・安藤昇を主役に起用した『新三匹の侍』が制作された。 1983年に「時代劇スペシャル」枠で放送を予定していたが頓挫している(詳細は陽暉楼#逸話を参照)。 VTRで製作されたこともあり、これまで現存するのは第4シリーズのみとされていた。なお、CSではフジテレビ721(2002年)と時代劇専門チャンネル(2004年)で第9話『魔』を除く第4シリーズの25話分が放送されていた。 2015年4月から時代劇専門チャンネルで劇場版、第4シリーズの他に、マスターテープが約半世紀ぶりに発見された第5シリーズや第6シリーズ、さらに『新・三匹の侍』が再放送された〔主演:平幹二朗・加藤剛・長門勇「三匹の侍」現存する3シリーズを一挙放送! - 時代劇専門チャンネル、2015年3月1日閲覧 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三匹の侍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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