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『三十二番職人歌合』(さんじゅうにばんしょくにんうたあわせ)は、日本の中世(12世紀 - 16世紀)期に編纂された4種5作の職人歌合の一つである〔、2012年8月24日閲覧。〕。「三十六歌仙」をテーマに13世紀につくられた歌合『三十六歌仙絵巻』の描法・構図を踏襲して、15世紀末(1494年)、当時台頭し始めた「職人」をテーマに、32の職種をピックアップして構成された〔〔、2012年8月24日閲覧。〕。形態は絵巻物〔。 == 略歴・概要 == 1214年(建保2年)につくられた『東北院職人歌合』(曼殊院旧蔵本10種、群書類従本24種)、1261年(文応2年、弘長元年)につくられた『鶴岡放生会職人歌合』(24職種)に次ぐ3つめの職人歌合である〔〔。1494年(明応3年2月)、後土御門天皇(1442年 - 1500年)の生母で後花園天皇の准后、嘉楽門院信子(大炊御門信子、1411年 - 1488年)の七回忌を契機に作成されたとされる〔。「いやしき身なる者」が歌を番えるという形式をもつ〔小山田ほか、p.142.〕。「いやしき身なる者」とは、絵解や猿牽(猿飼)、鉦叩、胸叩といった門付・大道芸を行う芸能者、桂の女(桂女)や樒売、菜売といった行商人がそれであり、これらの職能は、経済流通・交通の変化・発展や、芸能の発展、民間仏教の布教といった時代背景をもって出現したものである〔。 歌数64首、職種32種、「花」「述懐」を題とした狂歌的な和歌による各16番合計32番の歌合として構成されている〔。略画の描写も動的であり、3世紀近く先行する2つの職人歌合に比較すると、独自な発展がみられる〔。歌合には「判者」が欠かせないが、これを本作では「勧進聖」としている〔。 1793年(寛政5年) - 1819年(文政2年)に編纂された『群書類従』に取り上げられた(1207番)。1778年(安永7年)の模本等が現存する。国立国会図書館所蔵の『群書類従 502』では、テキストのみで略画が省略されている〔群書類従 、国立国会図書館、2012年8月24日閲覧。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三十二番職人歌合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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