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三十槌橋(みそつちばし)は埼玉県秩父市大滝の荒川に架かる道路橋である。 荒川の源流部に該当する入川およびそこに架かる国道140号の入川橋や、上流側の近傍に位置する二瀬ダムの天端上を通る埼玉県道278号を除くと、荒川本流において右岸側と左岸側を直接結ぶ最も上流に架かる車道の橋でもある。秩父路三大氷柱のひとつ三十槌の氷柱がある。 == 概要 == 荒川河口から147.5キロメートルの位置に架かる三十場地区の生活道路となっている他、三峯神社や三峰公園へ至る登山道である「三十槌ハイキングコース」〔秩父市大滝村誌編さん委員会『大滝村誌資料編写真集』75頁、秩父市、2011年(平成23年)3月31日。〕の交通手段となっている市道の橋で〔、橋長48.0メートル〔『荒川 人文II -荒川総合調査報告書3-』231頁。〕〔三十槌橋1965- - 土木学会付属土木図書館、2015年2月5日閲覧。〕、幅員2.2メートル〔の3径間の永久橋の桁橋で、渡河部分である右岸側1径間が鋼鈑桁、左岸側2径間がコンクリート桁である。幅員が狭いことから片側交互通行である。橋の両詰や取り付け道路に車止めは設置されてなく、登竜橋のような通行規制は行われていない。歩道や路側帯のグリーンベルトは設置されていない。高欄は鉄製である。橋脚は水流圧を減じるため、上流側には鋭角な形状の水制工(水切り)が施されている。橋を通る路線バスなどの公共交通機関は設定されていないが、付近を通る国道140号に西武観光バスおよび秩父市営バスの「三十場」停留所がある〔 - 西武バス、2015年2月5日閲覧。〕〔秩父市内路線バスのご案内 - 秩父市、2015年2月5日閲覧。〕。山地に位置し両岸とも急傾斜地で、周囲の集落よりも低い位置に橋が架けられているため、取り付け道路が縦断勾配を有し斜面に沿ってクランク状に急カーブしている。三十槌橋は1965年(昭和40年)に架設された〔〔。竣工当時は大滝村に架かる村道の橋〔であったが、2005年(平成17年)4月1日の合併(平成の大合併)により秩父市の橋となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三十槌橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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