|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三千 : [さんぜん] 【名詞】 1. 3000 2. many ・ 千 : [せん ち, ち] 【名詞】 1. thousand 2. many ・ 塚 : [つか] 【名詞】 1. mound ・ 古 : [ふる] 【名詞】 1. used 2. secondhand ・ 古墳 : [こふん] 【名詞】 1. ancient (mound) tomb
三千塚古墳群(さんぜんづかこふんぐん)は、埼玉県東松山市にある古墳群。 雷電山山頂の雷電山古墳を中心に、放射状に張り出す谷によって画された尾根状に9の支群に分かれて250基の古墳が分布していた。この丘陵はゴルフ場造成のため大きく地形が変わり、併せて多くの古墳が消滅した。1960年(昭和35年)に第3支群の弁天塚古墳が、翌年には第5支群の秋葉塚古墳と第8支群の長塚古墳が調査されている。 昭和31年2月6日付けで東松山市の史跡に指定された。 == 主な古墳 == *雷電山古墳 *: 三千塚古墳群の盟主墳とされる全長85メートルの帆立貝形古墳。墳丘から埼玉県最古の埴輪が出土した。 * 弁天塚古墳 *: 第3支群2号墳と編号されている古墳で、第3支群の主墳と考えられる。前方部を北西に向けた墳頂40メートルの前方後円墳である。主体部は竪穴式石室が想定されている。墳丘から土師器、円筒埴輪、人物埴輪が出土。6世紀後半の築造と考えられる。 * 秋葉山古墳 *: 秋葉塚とも。雷電山古墳に最も接近して築造された、第5支群の主墳と考えられる墳長44.5メートルの前方後円墳で、1号古墳と編号されている。後円部に全長7メートルの片袖型横穴式石室、前方部に全長1.7メートルの竪穴式石室(石槨)が構築されている。横穴式石室からは鐔2が出土した。埴輪が見つかっていないことから、6世紀末の築造と考えられる。 *長塚古墳 *: 自然地形を利用して築造された前方後円墳で、1号古墳と編号されている。墳丘長35メートル、後円部径24メートル、前方部長11メートル、前方部幅11メートル。後円部に全長5.7メートルの右片袖型横穴式石室、前方部に全長2.3メートルと推定される竪穴式石室が構築されている。どちらも盗掘を受け、副葬品は横穴式石室から銀環2が出土したのみである。築造時期は6世紀後半、秋葉塚より若干古いと考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三千塚古墳群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|