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三岳寺(三嶽寺、さんがくじ)は、三重県三重郡菰野町の湯の山温泉に存在する天台宗山門派の寺院。かつては数百名の僧兵を抱える大寺院であった。 == 歴史 == *平安時代初期の大同2年(807年)に最澄(伝教大師)によって開かれたと伝わる。 *三岳寺は、元々鈴鹿山脈の国見岳にあったが、織田信長が比叡山焼き討ちを行う3年前の永禄11年(1568年)に織田信長の命により、滝川一益の軍勢が押し寄せ、当時三岳寺には数百人もの僧兵が居て勇敢に戦ったものの多くの堂宇が悉く兵火により灰塵に帰した。 *同時期に滝川一益の軍勢により伊勢国の数多くの寺院が焼き討ちされ多くの貴重な文化財が失われたが、菰野町内では、引接寺(天台宗)、慈眼寺(天台宗)、正眼寺(天台宗)、清安寺などが同時に焼き討ちされて消滅し、禅林寺(臨済宗妙心寺派)は焼き討ちされたものの復興し現在に至っている。 *江戸時代の貞享3年(1686年)に菰野藩主土方雄豊が湯の山温泉の現在の場所に薬師堂を建立したことにより再建され、比叡山の末寺として享保5年(1720年)に寺号山号が許可された。この時の住職の真静が三岳寺中興の祖とされている。 *その後本堂が焼失したために文化12年(1815年)に再建された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三岳寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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