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三島由紀夫賞(みしまゆきおしょう)は、作家・三島由紀夫の業績を記念し新潮社の新潮文芸振興会が主催する文学賞〔『決定版 三島由紀夫全集第42巻・年譜・書誌』(新潮社、2005年)〕。略称は「三島賞」。新潮社は新潮社文学賞(1954-1967年)、日本文学大賞(1969-1987年)を主催してきたが、それに代わるものとして、三島没後17年の1987年(昭和62年)9月1日に創設され〔、翌1988年(昭和63年)に選考・授与が開始された〔三島由紀夫賞・過去の受賞作品 〕。 三島由紀夫は新潮社と付き合いが深く、『愛の渇き』『潮騒』をはじめ、書き下ろしの小説を何冊も出し、晩年は『豊饒の海』四部作を雑誌『新潮』に連載した。没後は新潮社から全集が出され、小説と戯曲の多くが新潮文庫に収録された。新潮社が芥川賞・直木賞と同種のカテゴリーを要求しつつ新しい才能を求めるべく打ち出したのが、三島由紀夫賞と山本周五郎賞である。 == 選考 == 対象は小説、評論、詩歌、戯曲の「文学の前途を拓く新鋭の作品一篇に授与する」としている〔〔三島由紀夫賞規定 〕。2013年(平成25年)時点では、候補作・受賞作のほとんどは小説作品である。 選考会は5月中旬頃(前年の4月1日から選考年の3月31日までの発表作品が選考対象)。受賞作家には、記念品および副賞100万円が授与される。選考委員は任期制で4年ごとに入れ替わることになっているが、実は再任が可能である。このため、宮本輝は20年も選考することになり、同一人物が長期間審査する批判を免れることはなかった。東浩紀の『存在論的、郵便的 ジャック・デリダについて』は、「評論ではなく論文である」という選考委員の指摘から受賞にいたることがなかったが、『クォンタム・ファミリーズ』は「小説」であったため受賞が可能であった。 芥川賞に比べ、純文学以外のジャンル出身作家からの受賞がある(舞城王太郎、古川日出男など)。また、中堅作家が受賞することがある(矢作俊彦など)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三島由紀夫賞」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mishima Yukio Prize 」があります。 スポンサード リンク
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