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ダニエルズ・プランは、アメリカ海軍の建艦計画。当時の海軍長官ジョセファス・ダニエルズの名前からこう呼ばれ、また3カ年の計画年度から三年計画 (Three years fleet plan)の別称でも知られる。 計画規模・時期の符合により日本海軍の八八艦隊とよく対比される。第一次世界大戦への参戦により進捗は遅れ、ワシントン海軍軍縮条約により大半の主力艦は建造中止となった。 == 前段 == アメリカ海軍は建国当初は欧州から隔絶した地理的条件その他の理由により、特に大海軍を必要としない戦略環境にあった。しかしながらプエルトリコ、キューバ、フィリピン諸島、グァム島、さらにはハワイ諸島と領土や保護領を獲得していくにつれ、次第に海軍力整備の機運が高まっていった。 1903年、海軍軍備に関する諮問機関として将官会議が発足し、以後アメリカ軍の整備方針は海主・陸従を基本としていく。折からの、激化する一方の英独建艦競争に対応し、当会議は「1919年までに戦艦8隻基幹の6個艦隊を整備し、ドイツ海軍を凌いで世界第二位の海軍力を獲得する」基本方針を策定した。以後この方針に従い艦艇整備計画は進捗していくが、大戦参戦までに議会の協賛を得たのは目標48隻(既成艦含む)に対して37隻に留まっていた。 * FY1893:BB-4 アイオワ * FY1896:BB-5 キアサージ、BB-6 ケンタッキー * FY1897:BB-7 イリノイ、BB-8 アラバマ、BB-9 ウィスコンシン * FY1899:BB-10 メイン、BB-11 ミズーリ、BB-12 オハイオ * FY1900:BB-13 ヴァージニア、BB-14 ネブラスカ、BB-15 ジョージア * FY1901:BB-16 ニュー・ジャージー、BB-17 ロード・アイランド * FY1903:BB-18 コネチカット、BB-19 ルイジアナ * FY1904:BB-20 ヴァーモント、BB-21 カンザス、BB-22 ミネソタ * FY1905:BB-25 ニュー・ハンプシャー * FY1906:BB-26 サウス・カロライナ、BB-27 ミシガン * FY1907:BB-28 デラウェア * FY1908:BB-29 ノース・ダコタ * FY1909:BB-30 フロリダ、BB-31 ユタ * FY1910:BB-32 ワイオミング、BB-33 アーカンソー * FY1911:BB-34 ニュー・ヨーク、BB-35 テキサス * FY1912:BB-36 ネヴァダ、BB-37 オクラホマ * FY1913:BB-38 ペンシルヴェニア * FY1914:BB-39 アリゾナ * FY1915:BB-40 ニュー・メキシコ、BB-41 ミシシッピ、B-42 アイダホ * FY1916:BB-43 テネシー、BB-44 カリフォルニア ※ BB-23 ミシシッピ、BB-24 アイダホの両艦はギリシャに売却 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダニエルズ・プラン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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