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日米欧三極委員会(にちべいおうさんきょくいいんかい、, 略称:TLC, )は、日本・北米・ヨーロッパなどからの参加者が会談する私的組織であり、民間における非営利の政策協議グループである〔情報が公開されており、いわゆる「秘密結社」ではない。著名な政治家、財界人、学者などが参加。〕。現在の正式な日本語名称は「三極委員会」。 == 概要 == 1973年にデイビッド・ロックフェラー、ズビグネフ・ブレジンスキーらの働きにより〔1972年、デイビッド・ロックフェラーはオランダ王室にビルダーバーグ会議への日本の参加を打診したが断られたため、ズビグネフ・ブレジンスキーに日本をメンバーとする会議を創設することを提案した。宮沢喜一、大来佐武郎らを招待した勉強会が開催され、翌年の1973年10月に「日米欧委員会」が誕生した(「3極委員会 新たな転機」(春原剛)日本経済新聞 2008年1月21日)。西側の「大西洋同盟重視派」が反対したとも言われている(中田安彦『ジャパン・ハンドラーズ-日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち』 日本文芸社 2005年)。〕、「日米欧委員会」として発足した。 日本・北米・ヨーロッパに設けられた三つの委員会によって総会が運営される〔財団等の助成金、会員企業の寄付金による。日本委員会事務局は「(財)日本国際交流センター」が担当している。参考:世界を動かしたロックフェラー デイヴィッド・ロックフェラー『ロックフェラー回顧録』 〕〔2006年4月、三極委員会総会が東京虎ノ門のホテルオークラ別館「オーチャードルーム」で開催され、麻生太郎夫妻主催のレセプションが外務省飯倉公館で開かれた。〕。参加国は委員会の規定では「先進工業民主主義国」とされている。三極委員会の目的は、先進国共通の国内・国際問題等について共同研究及び討議を行い、政府及び民間の指導者に政策提言を行うことである〔政策共同研究報告書「トライアングル・ペーパーズ」が刊行されている。〕。 欧州では90年代中頃に中欧諸国から、北米では2000年にメキシコから参加者があり、2000年以降にアジア太平洋地域の参加国が拡大されることから〔韓国、オーストラリアが参加。〕、日本委員会はアジア太平洋委員会となった〔太平洋アジアグループ委員長は小林陽太郎(富士ゼロックス相談役最高顧問)。〕。それにともない日本語名称は「日米欧委員会」から「三極委員会」に改称された。 中国とインドは2010年の欧州会合から参加するとされているが、情勢によっては2009年の東京会合からとなる〔産経ニュース 日米欧の「三極委員会」に中印が参加へ 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日米欧三極委員会」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Trilateral Commission 」があります。 スポンサード リンク
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