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三津の渡 : ミニ英和和英辞書
三津の渡[み]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 

三津の渡 ( リダイレクト:三津の渡し ) : ウィキペディア日本語版
三津の渡し[みつのわたし]

三津の渡し(みつのわたし)とは、愛媛県松山市三津浜港松山港の三津浜地区)内で運航されている500年の歴史を誇る渡し舟。正式名称は松山市道高浜2号線。三津浜西性寺前と港山地区との間約80mを小型動力船で結んでいる。運航時間帯は7時から19時で、無休。運賃無料。松山市の運営で船長は委託の市職員。車両は積載不可だが、自転車の積み込みは可能。正式名称が示すとおり海上を走る市道であり、生活に欠かせない存在として今でも地元の人に親しまれている。
昔懐かしい風情の船は、周囲の古いが現役の石造りの造船所や三津浜の古い町並みなどレトロでのんびりとした風景と共に新聞や雑誌で紹介されるようになり、最近は観光スポットのひとつとなっている。
松山を舞台とした映画がんばっていきまっしょい」においては主人公が通学中に利用する場面が登場する。
簡単な造りの船で後方に運転席があり、客席は屋根がなく両弦に備えられた腰掛に座れるようになっている。
三津浜港内は波が少なく、往来する船が立てる波以外ではほとんど揺れないためのんびりとした航行を楽しめる。
船縁から手を伸ばせば水面が触れるほど船は浅い構造をしている。
== 由来 ==
三津の渡しのはじまりは港山地区側にある港山城の築城の頃にまで遡る。1467年当時河野氏分家である河野予州家の河野通春が港山城に拠り、物資輸送と城兵が三津浜側にあった須崎の浜に毎朝食料を買い求めるために利用したのがはじまりという。
その後、豊臣秀吉四国征伐により港山城が廃城となったあとも三津浜には松山藩水軍が置かれ、須崎の魚市場の賑わい共に渡しも「須崎の渡し」「三津の渡し」「古深里(こぶかり)の渡し」「港山の渡し」などと呼ばれ、行商人や地元民の足として利用され続けることになる。
大正の頃までは水竿で船は操られており、その後は長く手漕ぎ時代が続くが、昭和45年に動力船が導入され現在の形となる。
1795年には俳人小林一茶が港山側にあった古深里洗心庵の句会に参加するため、この渡しを利用している。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三津の渡し」の詳細全文を読む




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