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三町(さんまち)は岐阜県高山市の伝統的建造物群保存地区の名称。上三之町、上二之町、上一之町、片原町、神明町4丁目に跨る東西約150m、南北約420mの区域。通称として平仮名でさんまち通りと表記されることが多い。 ==概要== 高山市の中心部、宮川の東側に位置する。江戸時代、金森長近が整備した城下町の商家町にあたる区域である。高山は元禄5年(1692年)幕府直轄領となり、高山城は加賀藩主前田綱紀の預かりとなった後、破却された。以後、旧城下町は町人地となり、飛騨地方の商業の中心地として栄えた。伝統的建造物群保存地区は宮川に並行して南北に延びる上三之町・上二之町の通りを中心に、東の上一之町、西の片原町、南の神明町4丁目にまたがっている。地区内には江戸時代後期から明治時代にかけての和風建築が数多く残されている。1973年(昭和48年)と1974年(昭和49年)の奈良国立文化財研究所の調査を経て、1979年(昭和54年)に高山市三町伝統的建造物群保存地区の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。1997年(平成9年)には、選定区域が拡大され、片原町南部、上二之町南部、神明町4丁目の一部が追加選定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三町 (高山市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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