|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三菱 : [みつびし] (n) Mitsubishi (company)
三菱・2G10は三菱自動車工業(当初は三菱重工業)によって製造されていた同社の軽自動車用の水冷2ストローク直列2気筒のガソリンエンジン。 ==概要== 鋳鉄製シリンダー・クランクケースを持つ水冷エンジンで、空冷のME24型エンジンを更新(または補完)すべく開発された〔''2G10'' engine-equipped Mitsubishi Minica 70 (1969) , Mitsubishi Motors Web Museum〕。1968年に同社の初代ミニカ(後期型・LA23)に搭載されたのが最初〔''360cc: Nippon 軽自動車 Memorial 1950-1975'': p69, 2007. ISBN 4861440831〕で、のちに同社のミニカスキッパーや2代目ミニキャブトラック(後期型)などにも搭載され、さらに黄色ナンバーへの変わり目を経て長期にわたって生産され続けた。 ME24型から名前が大きく変わったのは、1967年に三菱車内のエンジン命名規則が変更された為である。2G1は''2気筒''の''ガソリンエンジン''の''1系列目''を示し、2G10の0は系列の一番はじめに開発されたエンジンである事を示している。なお、2G10型はハイフンと数字を形式名の後に付ける(一例として2G10-5など)事で、様々なバリエーションが存在した事を示していた。 2G10型は公式にはペットネームは存在しなかったが、搭載車種毎にエアクリーナーボックスに異なる色が塗られており、これによりレッドエンジンやゴールドエンジンという渾名で呼ばれていた〔前身のME24型が併売されている車種ではME24型のクリーナーボックスは黄色に塗られ、イエローエンジンと呼ばれた。〕。 後継は1972年9月登場の2G10型の4ストローク版、2G2系シリーズ。4ストロークへの移行は自動車排出ガス規制の強化を見据えたもので、軽自動車におけるミツビシクリーンエアシステム(MCA)の決定打と位置付けられていた。しかし、1976年1月に軽自動車の規格が550ccに拡大されるまで、低位グレード向けのエンジンとして2G10型は製造され続けた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三菱・2G10」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|