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三菱仲7号館(みつびしなかななごうかん)は、かつて日本の東京都千代田区丸の内にあった建築物である。旧称三菱第13号館。ここではその別館についても記す。 == 沿革 == 丸の内地区一帯に多くの地所・貸事務所建築を保有していたかつての三菱合資会社が、第12号館に続く第13号館として東京府東京市麹町区有楽町1-1(後の東京都千代田区丸ノ内3-10)の地所に建築を計画し、1907年(明治40年)9月25日よりその建築に着手して、1911年(明治44年)2月28日竣功を遂げた〔『丸の内百年のあゆみ-三菱地所社史』 上巻141-145頁、資料・年表・索引186頁〕。 三菱は1918年(大正7年)3月これを仲7号館と改称し、また1929年(昭和4年)11月には屋根・内部を改装した〔『丸の内百年のあゆみ-三菱地所社史』 上巻304頁、307頁、資料・年表・索引368頁〕。 第二次世界大戦での日本敗戦より、1946年(昭和21年)3月22日をもって連合国軍最高司令官総司令部が接収をなし、仲ホテルと改称の上女子将校・軍属宿舎として供される運びとなった〔『丸の内百年のあゆみ-三菱地所社史』 上巻494頁、下巻62頁、資料・年表・索引388頁、392頁〕。接収は外国商社専用に賃貸することを条件に1948年(昭和23年)12月をもって解除・三菱地所会社に返還され、以後は上記趣旨より通産省が賃借・管轄し、1952年(昭和27年)1月までそれらの用に供された〔。 そして会社はより大規模な貸事務所建築の地所にあてるべく1960年(昭和35年)夏より取り壊しに着手して、跡地に富士製鐵ビルヂングと称する建築を完成させた〔『丸の内百年のあゆみ-三菱地所社史』 下巻107-109頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三菱仲7号館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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